文:ラリーズ編集部
5月20日から開幕した、世界卓球2023ダーバン大会。26日には男子シングルス準々決勝が行われた。
張本智和が惜敗
44年振りの世界卓球男子シングルスメダル獲得に挑んだ張本智和(智和企画)は、梁靖崑(リャンジンクン・中国)との対戦となった。
第1ゲームからバック対バックの激しいラリーが続くも、競り合いでの強さを見せた梁が13-11でこのゲームを先取。
写真:梁靖崑(リャンジンクン・中国)/提供:WTT
第2ゲームでも一進一退の攻防が続くも、勝負所でもミスの少ないプレーを見せた梁がこのゲームも連取。
ゲームポイントを何度も握りながら追いつかれ、苦しい展開が続いた張本だったが、激戦を制し第3ゲームを取り返す。
写真:張本智和(智和企画)/提供:WTT
第4ゲームでもデュースの連続となる激戦となったが、14-14の場面ではストップレシーブからのラリー戦で得点、15-14ではロングサービスから得点した張本がこのゲームを連取。
ゲームカウント2-2で第5ゲームを迎えた。
第5ゲームは中盤までリードを広げた張本だったが、変化の激しいサービスで主導権を奪い返した梁が11-9でこのゲームを制し、張本は後が無くなる。
写真:梁靖崑(リャンジンクン・中国)/提供:WTT
競り合いとなった第6ゲーム、張本のチキータを狙い撃ち、ラリー戦を制した梁靖崑が勝利。張本は惜しくも準々決勝敗退となった。
試合結果は以下の通り。
男子シングルス準々決勝
張本智和(智和企画)2-4 梁靖崑(リャンジンクン・中国)〇
11-13/9-11/14-12/16-14/9-11/9-11