「卓球人生の中でも大事な試合だった」早田ひな、アジア大会中国代表との激戦制して16強入り<卓球・チャイナスマッシュ2026> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:早田ひな(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 「卓球人生の中でも大事な試合だった」早田ひな、アジア大会中国代表との激戦制して16強入り<卓球・チャイナスマッシュ2026>

2026.10.06

この記事を書いた人
インタビューから報道記事、選手・用具紹介記事まで幅広く担当。2019年の全日本で見た出澤杏佳選手のプレーに衝撃を受けて以降、粒高バックハンドドライブの習得に心血を注いでいる。
戦型:右シェーク裏粒

<卓球・チャイナスマッシュ2026 日時:10月1日~11日 場所:北京(中国)>

6日、チャイナスマッシュ2026は6日目を迎え、女子シングルス2回戦では世界ランキング6位の早田ひな(日本生命)と、同115位の范姝涵(ファンシューハン・中国)が対戦した。

早田ひなが激闘を制す

范姝涵と早田は、先月のアジア競技大会女子ダブルスで対戦したばかり。試合は、第1ゲームからデュースにもつれ込む接戦となったが、范姝涵が制す。第2ゲームでは再びデュースに突入するも、今度は、多様なサービスを混ぜながら試合を組み立てた早田が1ゲームを取り返す。


写真:范姝涵(ファンシューハン・中国)/撮影:ラリーズ編集部

第3ゲームでは范姝涵の戦術変換にも冷静に対応しながら、早田が第3ゲームも奪って勝利に王手をかけた。しかし、第4ゲームで范姝涵が前陣から両ハンドで猛攻を仕掛け、リードを広げる。范姝涵がそのままの勢いで第4ゲームを制し、勝負の行方は最終ゲームに。

早田が范姝涵のラリーのリズムにも合わせながらリードを広げ、最後は、早田のフォアハンドが得点に結びついた。勝利した早田は、3回戦で申裕斌(シンユビン・韓国)と対戦する。

早田ひな(日本生命)コメント


写真:早田ひな(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部

── 苦しい試合だったかと思いますが、振り返っていかがですか?

本当に苦しかったなと思いますし、(ゲームカウント)0-2になりかけてたので、「今日は本当に難しいかな」というところも試合中にも感じました。

でも(ゲームカウント)0-2になりそうな時に、「ここから0-2になった時に、1-2や2-2に持っていくためにどうしよう」ということを考えながら試合をしていたので、そこからはそれがうまく戦術としてハマって1-1に持っていくことができました。

試合が続いているので、范姝涵選手はラリーが多くなる選手なんですけど、そのラリー時の体力的な部分できつかったりとか、基本的にどのショットも我慢しながら打ち続けなきゃいけないところに、自分の中で結構な労力を使いました。

なかなかこういう試合はないですけど、でもこういった試合を乗り越える、勝ち切ることは、すごく大きい大会になればなるほど大事だと思うので、今日は自分の卓球人生の中でも大事な試合だったかなと思います。

── 相手がフォアで攻める展開が第4ゲームまで多くて、逆に第5ゲームになるとバック対バックの展開で点を取れていた印象でしたが、いかがですか?

そうですね。范姝涵選手は中陣からでも打てますし、バックハンドもゆっくりのボールや速いボール、色々な球種のボールを持っているので、自分が調整するのが難しかった中でも、最後まで自分が落ち着いて「これで対応する」と決めて、そこからのプレーは第5ゲームずっと良かったなと思います。

第4ゲームまでは結構迷いがあったり、ちょっと自信をなくしちゃったりもしたんですけど、最後はそうやって自分で覚悟を決めてラケットを振り切る、そして我慢し続けるというバランスと割り切りが良かったなと思います。

── 試合中にボールが詰まったり、ラケットの角に当たったりした場面がありましたが、かなり伸びてくるようなボールだったのでしょうか?

他の中国人選手に比べるとボールの変化が結構ある選手で、まだ対戦は2回目なんですけど、なかなか掴みきれてない感じはあります。他の選手にはない難しさがあるんですけど、その中でもやっぱり負けないことは、すごく大事な部分だと思います。

逆に言うと、もっとしっかりボールを見て判断して、一番いい選択をしていく。そこが、よりトップを突き詰めていくところでは大事な部分になると思うので、まだまだ今日の試合を含めて課題はたくさんありますけど、まずはこの試合を乗り切れたところは自分が成長している部分かなと思います。

── 次の3回戦の相手は申裕斌選手ですが、意気込みをお願いします。

直近で2回ほど対戦していて、自分が負け越している選手と対戦する時は何か変えるように、申裕斌選手も何か変えてくるかなとは思います。

でも、それを予測しすぎて準備しすぎると、かえって私は体が止まっちゃうタイプなので、その時の自分で対応することがすごく大事だと思います。そして、そうできるように、一つ一つの技術の精度を上げることが大事だと思うので、しっかり今日悪かった部分を調整して、あとは元気よくプレーできたらいいなと思います。

女子シングルス2回戦


写真:早田ひな(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部

范姝涵(ファンシューハン・中国)2–3 早田ひな(日本生命)〇
13-11 / 10-12 / 8-11 / 11-5 / 6-11

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