【卓球】加藤がベスト8 大逆転勝利で執念見せた<アジア大会 女子6日目の結果> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

大会報道 【卓球】加藤がベスト8 大逆転勝利で執念見せた<アジア大会 女子6日目の結果>

2018.09.01

文:ラリーズ編集部

*写真は加藤美優(日本ペイントホールディングス)

<第18回アジア競技大会(インドネシア・ジャカルタ) 2018年8月18日〜9月2日>

31日、アジア大会卓球競技は6日目を迎え、男子女子共にシングルス競技、ベスト8決定戦〜準々決勝が行われた。

女子一般シングルスには日本代表として加藤美優(8月度世界ランキング18位・19歳)=日本ペイントホールディングス=、安藤みなみ(同46位・21歳)=専修大学=が出場した。

ベスト8決定戦で加藤は今年の世界選手権(団体戦)準決勝2番手で石川佳純を大いに苦しめた北朝鮮のカットマン、キム・ソンイ(同45位・24歳)=北朝鮮=と対戦。粘り強いカットに加え、精度の高い攻撃を誇るキム・ソンイが3ゲームを先取し、加藤は絶体絶命の状況に。しかしここから執念を見せ、4ゲームを一気に奪取し大逆転勝利を飾った。

安藤はTリーグにTOP名古屋から参戦することが決まっている鄭怡静(同8位・26歳)=チャイニーズタイペイ=と対戦し、ゲームカウント2-1でリードするも、そこから流れを引き戻すことができずゲームカウント2-4で敗退した。

準々決勝に進出した加藤は田志希(同21位・25歳)=韓国=との対戦となった。田志希は今年の世界選手権(団体戦)女子準決勝1番手に登場した韓国のエースとも言える選手だ。(この時は伊藤美誠がゲームカウント3-0で勝利。)加藤はベスト8決定戦の勢いのままにゲームカウント3-1とメダルに王手をかけるも、そこからあと一本が遠く、ゲームカウント3-4で悔しい逆転負けを喫した。

女子 アジア大会6日目の結果

女子一般シングルス 決勝トーナメント

<ベスト8決定戦>
○加藤美優 4-3 キム・ソンイ(朝鮮民主主義人民共和国)
7-11/2-11/9-11/11-5/11-9/11-4/14-1

安藤みなみ 2-4 ○鄭怡静(チャイニーズタイペイ)
7-11/11-7/9-11/11-6/12-10/11-6

<準々決勝>
加藤美優 3-4 ○田志希(韓国)
11-5/12-10/6-11/11-7/12-14/8-11/8-11

写真:ITTFWorld