文:ラリーズ編集部
<オーストリアオープン(リンツ)2018年11月6日〜11日>
10日、オーストリアオープンは5日目を迎え、男女シングルス決勝トーナメント準々決勝が行われた。日本男子では、丹羽孝希(11月度世界ランキング10位・24歳)=スヴェンソン/琉球アスティーダ=、張本智和(同6位・15歳)=JOCエリートアカデミー/木下マイスター東京=が勝ち残っている。
最初に試合が行われたのは丹羽と世界ランキング1位の樊振東(21歳)=中国=の試合。試合は第1ゲームから樊振東のペース。樊振東は圧倒的な攻撃力で丹羽の堅い守備をことごとく粉砕し、2ゲームを先取した。しかし丹羽も負けじと得意のカウンターとカットブロック(台の近くで下回転をかけながらブロックをする高等技術。)を駆使して第3ゲームを取り返す。
だが、丹羽はここから流れを奪えず、最後は樊振東のパワーを前にゲームカウント1-4で敗北を喫したが、丹羽は今年最後のプラチナランクのワールドツアーでベスト8と好成績を残した。
オーストリアOP 大会5日目(日本男子の結果)
男子シングルス
<準々決勝>
丹羽孝希 1-4 樊振東(中国)
8-11/6-11/11-8/5-11/9-11