大会報道 【卓球】好調・及川がまたも2点取り 独代表のベテラン下し、チームに大貢献
2018.12.05
文:ラリーズ編集部
*写真は大学2年時の及川瑞基(専修大学)/写真提供:及川瑞基
<ブンデスリーガ2018/19シーズン第12節 TSV Bad Konigshofen vs SV Werder Bremen>
2日、ドイツの卓球プロリーグであるブンデスリーガ18/19シーズン第12節に及川瑞基(12月度世界ランキング77位・21歳)=専修大学=が出場した。及川はチームのエースとしてドイツ代表の若手選手に勝利したり、世界選手権(団体戦)で好調だったスウェーデンのエースを下すなどの活躍を見せていた。
及川は1番手、ベルギーの若手選手であるランビエ・フローレント(同91位・22歳)を3-1で下すと、マッチカウント2-1で回ってきた4番手にも再度出場し、ドイツのベテランであるバスティアン・シュテガー(同55位・37歳)にフルゲームで勝利し、チームに白星をもたらした。シュテガーは今年の世界卓球にもドイツ代表として出場しており、過去には2010年のワールドツアー(当時はプロツアー)・グランドファイナルで準優勝(優勝は水谷隼)するなどかなりの実力者だ。
及川はこの試合を振り返って「今回のブレーメン戦からが(ブンデスリーガの)後半戦でしたのである程度相手の情報はある中、サーブレシーブの読み合いの試合になりました。相手に効いているサーブレシーブの先の先を読みすぎてしまい、一度流れを失いかけましたが、戦術を戻してうまくいきました」と“頭脳派”な一面を覗かせるコメントをした。
ブンデスリーガ2018/19シーズン第12節 及川瑞基の結果詳細
TSV Bad Königshofen 3-1 SV Werder Bremen
◯及川瑞基 3-1 ランビエ・フローレント
11-8/11-8/7-11/11-6
◯及川瑞基 3-2 バスティアン・シュテガー
12-10/8-11/11-8/8-11/11-4