ロンドン銅・オフチャロフ、リベンジ果たし優勝<デュッセルドルフ・マスターズ第2戦> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真;優勝を飾ったオフチャロフ(ドイツ)/提供:ittfworld

大会報道 ロンドン銅・オフチャロフ、リベンジ果たし優勝<デュッセルドルフ・マスターズ第2戦>

2020.06.10

文:ラリーズ編集部

<デュッセルドルフ・マスターズ第2戦 2020年6月8日~6月9日>

6月8日、9日の2日間で、デュッセルドルフ・マスターズ第2戦が行われた。第1シードのドミトリ・オフチャロフ(最新世界ランキング11位・ドイツ)が見事優勝を果たした。

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オフチャロフが貫禄見せ優勝

デュッセルドルフ・マスターズとは、ドイツ卓球連盟の支援のもと、ブンデスリーガの強豪チームであるボルシア・デュッセルドルフが主催しているシングルスの大会のことだ。

最大16名の参加選手によるトーナメント方式で毎週争われ、通算成績上位8選手による決勝トーナメントで締めくくられる大会だ。ゲームごとのコートチェンジや試合後の握手がなく、新型コロナウイルスの感染予防を徹底した中で開催されている。


写真:邱党(キュウダン・ドイツ)/提供:ittfworld

決勝のカードは、第1シードのオフチャロフと第3シードの邱党(キュウダン・ドイツ・同52位)となった。

ロンドン五輪シングルス銅メダリストで、過去には世界ランキング1位に輝いたこともあるオフチャロフと、リオ五輪時に水谷隼のプライベートコーチを務めるなど名指導者として知られる邱建新氏(キュウジェンシン・木下グループ総監督)の愛息・邱党の実力者同士の対決となった。

今大会はオフチャロフが1ゲームも落とさず決勝に駒を進めたのとは対照的に、邱党はアメリカ期待の若手カナック・ジャーとの準決勝で接戦を制し勝ち上がってきた。

デュッセルドルフ・マスターズ第1戦では、フルゲームの末、邱党に軍配が上がっていたが、第2戦ではオフチャロフがゲームカウント3-1でリベンジに成功し、優勝を飾った。


写真;オフチャロフ(ドイツ)/提供:ittfworld

栄冠を掴み取ったオフチャロフは、「先週よりも今週の方がリズムが良かった。試合全体のフィーリングが良くなったよ。これからもっとたくさんのことをしなければならないけど、今日のプレーには本当に満足している」と試合勘を取り戻しつつあるようだ。

デュッセルドルフ・マスターズは第2戦までが終了し、次の第3戦は6月15日(月)に開始される。いち早く大会が再開しているドイツ卓球界にこれからも注目だ。

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デュッセルドルフ・マスターズ第2戦結果

1回戦

〇トビアス・ヒップラー 3-0 フェリックス・ケーラー
〇邱党 3-0 キリル・ファデエフ
アルベルト・ミーニョ 1-3 〇ゲリット・エンゲマン
〇ムン・ファンボー 3-0 トビアス・セイルツァー
〇ドミトリ・オフチャロフ 3-0 ニルス・ホーマイヤー
〇ステファン・メンゲル 3-0 ケイ・スタンパー
〇カナック・ジャー 3-0 テイラー・フォックス
〇セドリック・マイスナー 3-1 トーマス・カイナット

準々決勝

〇ドミトリ・オフチャロフ 3-0 トビアス・ヒップラー
〇ムン・ファンボー 3-2 ゲリット・エンゲマン
〇邱党 3-0 セドリック・マイスナー
〇カナック・ジャー 3-2 ステファン・メンゲル

準決勝

〇ドミトリ・オフチャロフ 3-0 ムン・ファンボー
〇邱党 3-2 カナック・ジャー

決勝

〇ドミトリ・オフチャロフ 3-1 邱党

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