【卓球】水谷破った韓国・張禹珍が3冠達成 地元の声援を受けて<ITTF韓国オープン 6日目男子の結果>


*写真は韓国オープン2018で3冠(シングルス、ダブルス、混合ダブルス)を達成した張禹珍(韓国・右)と混合ダブルスパートナーのCHA Hyo Sim(朝鮮民主主義人民共和国・左)

<ITTFワールドツアープラチナ・韓国オープン(大田)、2018年7月17日〜22日>

22日、ワールドツアープラチナ・韓国オープンが最終日を迎え、男子シングルス・ダブルスの決勝が行われた。

男子シングルス決勝に登場したのは昨日の準決勝で水谷隼(7月度世界ランキング13位・木下グループ)を破った張禹珍(同30位・韓国)と、中国の伸び盛りである梁靖崑(同103位・中国)だ。

張禹珍は2013年世界ジュニア選手権王者で、この韓国オープン・男子シングルスベスト8決定戦では中国の許シンを破っており、調子の良さを見せていた。

試合では張禹珍が梁靖崑を圧倒し、流れを全くつかませずストレートで快勝。自身初のワールドツアープラチナでの優勝を飾った。

また男子ダブルスでも香港のエースダブルス、黄鎮廷/何鈞傑ペアをゲームカウント3-1で破り、優勝したため、混合ダブルス優勝を含み、3冠を達成した。今大会の張禹珍は、現代の卓球の主流である台から離れず、両ハンドで高速ラリーをする卓球に加えて、韓国卓球らしいフットワークを使ったオールフォアの粘り強い卓球をミックスさせたハイブリッドなプレーで優勝を勝ち取ったとも言える。

韓国は2000年代初頭にアテネ五輪王者の柳承敏、2003年世界選手権準優勝の朱世赫、2005年世界選手権3位の呉尚垠という最強の時代があり、その3人が影を潜めると、一時期目立って強い選手が排出されない時代があった。

しかし今は、先日の世界選手権で日本を破るなど、2017年世界選手権3位のエース・李尚洙(同7位)、2018年世界選手権で韓国を3位に導いた「日本キラー」の鄭栄植(同37位・韓国)、卓球チームワールドカップで上田仁と激戦を繰り広げた丁祥恩(同24位・韓国)、そして今回その実力を世界に示した張禹珍がいる。

日本男子のライバルに、中国、ドイツという2強に加えて、隣国・韓国が再び加わったとも言えるのではないだろうか。

男子 韓国オープン6日目の結果

男子シングルス

<決勝>
○張禹珍(韓国) 4-0 梁靖崑(中国)
11-8/11-9/11-7/11-3

男子ダブルス

<決勝>
○張禹珍/林鐘勲(韓国) 3-1 黄鎮廷/何鈞傑(中国香港)
11-8/19-17/9-11/11-9

男子 韓国オープン最終結果

男子シングルス

<優勝>
張禹珍(韓国)

<準優勝>
梁靖崑(中国)

<ベスト4>
水谷隼、林高遠(中国)

男子ダブルス

<優勝>
張禹珍/林鐘勲(韓国)

<準優勝>
黄鎮廷/何鈞傑(中国香港)

混合ダブルス

<優勝>
張禹珍/CHA Hyo Sim(韓国/朝鮮民主主義人民共和国)

<準優勝>
WANG Chuqin/孫穎莎(中国)

文:ラリーズ編集部
写真:千葉格/アフロ

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