【卓球】男子ワールドカップ開幕直前特集 張本・丹羽に立ちはだかる世界の強豪を一挙ご紹介<男子ワールドカップ2018> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

大会報道 【卓球】男子ワールドカップ開幕直前特集 張本・丹羽に立ちはだかる世界の強豪を一挙ご紹介<男子ワールドカップ2018>

2018.10.19

文:ラリーズ編集部

*写真は張本智和(JOCエリートアカデミー/木下マイスター東京)、丹羽孝希(スヴェンソン/琉球アスティーダ)

<2018男子ワールドカップ(パリ) 2018年10月19日~21日>

19日から21日にかけて、パリにて男子ワールドカップが行われる。ワールドカップは20名の世界ランキング上位者が選出され(一国につき二人まで)、世界一を決める少数精鋭の大会だ。日本代表として、張本智和(10月度世界ランキング8位・15歳)=JOCエリートアカデミー=、丹羽孝希(同10位・24歳)=スヴェンソン=の2名が選出され、世界の頂点を目指す。今回は2人の前に立ちはだかる、世界の強豪を特集していく。

Load to champion 〜男子ワールドカップ2018〜

ディフェンディングチャンピオン、ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)

ドミトリ・オフチャロフ
写真:picture alliance/アフロ

ドミトリ・オフチャロフ(同4位・30歳)=ドイツ=は、昨年のワールドカップ王者だ。昨年は同国のティモ・ボルにゲームカウント4-2で勝利し、優勝を飾った。その後行われた2017年のワールドツアーグランドファイナルでは惜しくも樊振東(中国)に敗れ準優勝。

今年に入り、世界ランキングが新システムに移行した時点で自身初の世界ランキング1位を記録した。だが、怪我により思うようなプレーができず、あまり結果を残せていない。万全とは言えない状態だが、王座防衛なるか。

世界最強・樊振東(中国)

樊振東
写真:ittfworld

樊振東(同1位・21歳)=中国=は世界ランキング1位、まさに世界最強のプレーヤーであり、4月から現在に到るまでの7ヶ月間、世界ランク1位を保ち続けている。

2016年男子ワールドカップ優勝、2017年世界選手権(個人戦)準優勝、2018年アジアカップ男子シングルス優勝など、その功績は両手で収まりきらないほどだ。今大会第1シードであり、優勝候補筆頭である。

丹羽のライバル・林高遠(中国)

林高遠
写真:ittfworld

中国のもう一人の刺客、サウスポーの林高遠(同5位・23歳)=中国=。林高遠は2017年アジアカップ男子シングルス優勝、2018年の同大会では準優勝という実績の持ち主だ。

実は林高遠は丹羽のライバルとも言える。2011年の世界ジュニア選手権では男子シングルス決勝で両者は対戦し、丹羽がゲームカウント4-2で優勝を飾っているが、同大会の団体戦でまたも両者が対決し、そこでは林高遠がゲームカウント3-1で勝利している。ジュニア時代からのライバルでもある二人の対戦は実現するのか。

“ドイツの皇帝”ティモ・ボル(ドイツ)

ティモ・ボル
写真:アフロ

ティモ・ボル (同3位・37歳)=ドイツ=は前回大会準優勝者である。前回大会では、林高遠にゲームカウント3-3、ポイント4-10から奇跡の大逆転勝利をし、準決勝では現世界王者の馬龍(2016年リオ五輪金、2017年世界選手権(個人戦)優勝)にまたも逆転勝利で、決勝に進出。惜しくも決勝で同国のオフチャロフに敗れるも、37歳ながら世界のトップであることを証明した。

今年のヨーロッパ選手権でも7度目の優勝を果たし、まさに“ドイツの皇帝”として、活躍している選手だ。昨年達成できなかった悲願の優勝なるか。

Tリーグ・岡山リベッツのエース、李尚洙(韓国)

李尚洙
写真:アフロスポーツ

来週開幕のTリーグに岡山リベッツから参戦する李尚洙(同7位・28歳)=韓国=は、2017年世界選手権(個人戦)でシングルス、ダブルス共に銅メダルを獲得し、今年の世界選手権(団体戦)でも韓国のエースとして、団体銅メダルに貢献した選手だ。

韓国の卓球らしいフットワークを駆使したダイナミックな攻撃に加えて、相手に余裕を与えない打点の早い快速バックハンドを軸に優勝を目指す。

“世界最強ペンホルダー”黄鎮廷(中国香港)

黄鎮廷
写真:新華社/アフロ

今大会数少ないペンホルダーであり、同戦型では“世界最強”とも名高い黄鎮廷 (同9位・27歳)=中国香港=。2016年のワールドカップでシングルス3位入賞、2017年の世界選手権のミックスダブルス銅メダル、同年のワールドツアーグランドファイナルの男子ダブルスで2位になるなど、近年実力を伸ばしてきた選手だ。

また、T.T彩たまからTリーグに参戦することが決まっており、T開幕前にビッグタイトルを獲得することができるのか、期待が高まる。

2018男子ワールドカップ 出場全選手

樊振東(同1位・21歳)=中国=
ティモ・ボル (同3位・37歳)=ドイツ=
ドミトリ・オフチャロフ (同4位・30歳)=ドイツ=
林高遠 (同5位・23歳)=中国=
李尚洙(同7位・28歳)=韓国=
張本智和(同8位・15歳)=JOCエリートアカデミー=
黄鎮廷 (同9位・27歳)=中国香港=
丹羽孝希(同10位・24歳)=スヴェンソン=
ヒューゴ・カルデラノ (同11位・22歳)=ブラジル=
シモン・ゴジ(同16位・23歳)=フランス=
丁祥恩 (同17位・28歳)=韓国=
ジョナサン・グロート(同18位・25歳)=デンマーク=
マティアス・ファルク(同19位・27歳)=スウェーデン=
アルナ・クアドリ(同21位・30歳)=ナイジェリア=
ブラディミル・サムソノフ (同30位・42歳)=ベラルーシ=
グスターボ・ツボイ(同48位・33歳)=ブラジル=
エマニュエル・ルベッソン (同50位・30歳)=フランス=
カナック・ジャ(同67位・18歳)=アメリカ=
パナギオティス・ギオニス(同70位・38歳)=ギリシャ=
ヘミング・フー(同170位・24歳)=オーストラリア=

写真:千葉格/アフロ、ITTF/アフロ