日本は張本・伊藤ら男女6名が出場権獲得<T2ダイヤモンド・シンガポール大会> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:張本智和(木下グループ・写真左)、伊藤美誠(スターツ・写真右)/撮影:ラリーズ編集部

卓球大会報道 日本は張本・伊藤ら男女6名が出場権獲得<T2ダイヤモンド・シンガポール大会>

2019.10.19

文:ラリーズ編集部

<T2ダイヤモンド・シンガポール大会 2019年11月21日~11月24日>

14日、T2ダイヤモンド・シンガポール大会に出場権を有する男女16名ずつの選手がT2ダイヤモンド公式のインスタグラムにて発表された。日本男子は張本智和(木下グループ)、水谷隼(木下グループ)の2選手、日本女子は伊藤美誠(スターツ)、平野美宇(日本生命)、石川佳純(全農)、佐藤瞳(ミキハウス)の4選手が出場権を獲得している。

11月21日~24日に行われるシンガポール大会には、ドイツオープン後のワールドツアースタンディング(2019年のワールドツアーでの成績をポイント化したもの)上位15人と開催地推薦枠1人が出場できることとなっていた。

今回は開催地推薦枠として、男子はチュウ・ツェユ(シンガポール)、女子は于夢雨(ユモンユ・シンガポール)が選ばれている。

T2ダイヤモンドは、出場した全選手に世界ランキングのボーナスポイントが与えられるため、2020年の東京五輪の出場枠争いに非常に重要な意味を持つ。T2ダイヤモンドのインスタグラムに掲載された、男女32名の出場選手は以下の通り。

男子出場選手

許昕(シュシン・中国)
林高遠(リンガオユエン・中国)
馬龍(マロン・中国)
樊振東(ファンジェンドン・中国)
張本智和(木下グループ)
王楚欽(ワンチューチン・中国)
林昀儒(リンインジュ・チャイニーズタイペイ)
梁靖崑(リャンジンクン・中国)
パトリック・フランチスカ(ドイツ)
ウーゴ・カルデラノ(ブラジル)
ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)
マティアス・ファルク(スウェーデン)
水谷隼(木下グループ)
鄭栄植(チョンヨンシク・韓国)
ティモ・ボル(ドイツ)
チュウ・ツェユ(シンガポール)

※変更の可能性あり

>>水谷破った17歳・林昀儒が優勝 樊振東にも金星<T2ダイヤモンド・マレーシア>

女子出場選手

孫穎莎(スンイーシャ・中国)
陳夢(チェンムン・中国)
伊藤美誠(スターツ)
王曼昱(ワンマンユ・中国)
陳幸同(チェンシントン・中国)
劉詩雯(リュウスーウェン・中国)
丁寧(ディンニン・中国)
平野美宇(日本生命)
王藝迪(ワンイーディ・中国)
石川佳純(全農)
馮天薇(フォンティエンウェイ・シンガポール)
朱雨玲(ジュユリン・中国)
何卓佳(フーズオジャー・中国)
佐藤瞳(ミキハウス)
鄭怡静(チェンイージン・チャイニーズタイペイ)
于夢雨(ユモンユ・シンガポール)

※変更の可能性あり

>>石川佳純・梨良姉妹とアダムの3ショットに「うらやましい」の声

T2ダイヤモンドのルール


写真:T2ダイヤモンドマレーシア大会の様子/撮影:ラリーズ編集部

T2ダイヤモンド第1回大会では、日本から張本・伊藤ら男女7選手が出場。1試合24分の時間制限などの独自ルールや革新的な演出で「卓球の魅せ方」を追求したリーグとなっていた。

今回のシンガポール大会でも、独自のルールで行われる。主なルールは以下の通り。
・7ゲームスマッチの4ゲーム先取
・10対10になっても2点差がつくまでは行わず、11点を先に取った方がそのゲームを取る
・試合時間が24分を越えた場合、それ以降のゲームは5点先取となり、どちらかが4ゲームを先取するまで行う

通常の試合とは異なり、時間制限や5点先取のゲームなど試合時間を意識したルールが制定されており、選手たちはこれらの独自ルールにも対応する必要がある。

>>T2ダイヤモンド中国大会が延期 2019年は3大会から2大会へ変更に