文:ラリーズ編集部
26日、卓球Tリーグは、松下浩二チェアマンがオンラインでの囲み取材に応じ、11月開幕予定のTリーグサードシーズンについて「12月末までは無観客を前提に準備を進める方針である」と語った。
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年内いっぱいは無観客での開催
緊急事態宣言は解除されたものの、今後の感染の収束状況がまだ見えない中で、Tリーグ理事会は、ひとまず年内いっぱいの無観客開催の方針を固めた。昨季は1試合平均約1000人の観客動員があったが、「5G時代の配信・放送を通じて、より多くのお客様に楽しんで頂ける映像をお届けできないか」と無観客開催における施策を検討していることを明かした。
また、現在Tリーグでは日本卓球協会と連携しながらコロナウイルス感染対策のガイドラインを作成中であると語った。Tリーグでのダブルスマッチの有無などについても協議中だという。
ドリームマッチ構想
年内いっぱいを無観客での開催の方針を固めたことで、財政面ではリーグ・チーム共に難局が予想される。その打開策の一案として、11月のシーズン開幕前に、クラウドファンディング方式でのドリームマッチ開催を構想していると語った。男女混合やOBOG、五輪代表の参加など、詳細はこれからということだ。
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