文:ラリーズ編集部
<卓球・ノジマTリーグ2020-2021シーズン 12月20日(日)>
Tリーグサードシーズン男子の試合が20日行われ、岡山リベッツ(以下、岡山)がT.T彩たま(以下、彩たま)にマッチカウント3-2で勝利を収めた。岡山はマッチカウント1-2と追い込まれた第4マッチで主将の上田仁(岡山)が、英田理志(彩たま)を下し、チームの勝利に貢献した。
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主将上田が驚異の14連続ポイント
試合後、上田は「(彩たまとは)並んでいる状態でこの2戦が非常に大事。とにかく勝ててよかったです」とホッとした表情で振り返った。
写真:上田と対戦した英田理志(T.T彩たま)/提供:©T.LEAGUE
第4マッチで試合に臨んだ際は「丹羽選手が負けて、ちょっとプレッシャーはありました。入りはいろいろ考えすぎて悪かった」と1ゲーム目、いきなり2-9とリードされる。そこから驚異の9連続ポイント、次のゲームもあわせて14連続ポイントで逆転勝ちを収めた。
「1ゲーム目を逆転で取って、相手がかなり落ち込んでいるのがわかった。1ゲーム目を取ったあとは落ち着いてできた。2ゲーム目以降は丁寧さと思いきりのメリハリをつけた。(英田の)サーブにどの選手も苦戦していたので、レシーブで相手に先手をとらせないことを意識した」と勝因を語った。
写真:吉田雅己(岡山リベッツ)/提供:©T.LEAGUE
岡山の白神監督も「オーダーはこれ以上ないほどばっちり。上田はカットに強いし、吉田は彩たまに勝率がいいので起用した。吉田も応えてくれて気持ちの入ったプレーをしてくれたのもよかった」と今季3勝目に笑顔を見せた。
岡山リベッツ 3-2 T.T彩たま
写真:岡山リベッツメンバー/提供:©T.LEAGUE
上田仁/森薗政崇 1-2 〇曽根翔/篠塚大登
8-11/11-7/9-11
〇吉田雅己 3-0 パナギオティス・ジオニス
11-9/11-3/11-8
丹羽孝希 2-3 〇松平健太
11-8/11-8/7-11/9-11/9-11
〇上田仁 3-0 英田理志
11-9/11-6/11-5
〇丹羽孝希 1-0 松平健太
11-8
上田仁インタビュー
写真:上田仁(岡山リベッツ)/撮影:ラリーズ編集部
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Tリーグ2020.12月前半男子月間ハイライト
ダブルスを制すものがTリーグを制す!?『データでみるTリーグ』
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サーブよりレシーブで点数を稼ぐ選手は存在する?
Tリーグ出場選手の最も多い年代は25〜29歳?
データから読み解く、卓球「Tリーグ」の魅力。日本卓球界に新たに誕生したTリーグ。「いまさら聞けない」Tリーグの基礎知識から、観客動員数、外国人選手の貢献度まで、どこよりもわかりやすく解説します。