文:ラリーズ編集部
<卓球・ノジマTリーグ2020-2021シーズン 12月24日(木)>
Tリーグ男子の試合が行われ、琉球アスティーダ(以下、琉球)が岡山リベッツ(以下、岡山)にマッチカウント3-1で勝利した。これで琉球は今季12勝目で首位をがっちりキープした。
愛息の誕生日に吉村和弘躍動
琉球は第2マッチで登場した吉村和弘が、岡山のエース丹羽孝希をストレートで下した。「今日は本当に特別な思いでプレーできた」。そう吉村はヒーローインタビューで振り返った。
それもそのはず。24日は、吉村の愛息・来夢(らいむ)くんの1歳の誕生日。「パパらしい試合ができた」と最高の笑顔を見せた。
12月24日、来夢が1歳の誕生日を迎えました🎉🎂
息子の誕生日は少し特別な気持ちになります!!今日の試合もチーム皆で勝てるようがんばります💪#happybirthday#琉球アスティーダ pic.twitter.com/HTVkA85RCk
— 吉村和弘 (Kazuhiro Yoshimura) (@kzhr0728) December 24, 2020
「自分の力はすべて出し切れた。(攻めに)行くボールと繋ぐボールを自分で判断して、行くときはパワーボールで、繋ぐときは1本でも多く返そうと意識した。120点です」。
息子のバースデーを力に変えた吉村の勝利もあり、琉球は年内最終戦を白星で締めくくった。
岡山リベッツ 1-3 琉球アスティーダ
サティアン・グナナセカラン/森薗政崇 0-2 〇有延大夢/平野友樹
8-11/6-11
丹羽孝希 0-3 〇吉村和弘
9-11/10-11/9-11
サティアン・グナナセカラン 0-3 〇吉村真晴
7-11/10-11/5-11
吉田雅己 0-3 〇戸上隼輔
11-10/11-10/11-10
吉村和弘インタビュー
写真:吉村和弘/撮影:伊藤圭
>>鬼のオヤジに兄・真晴。卓球一家で生まれた吉村和弘の卓球人生の幕開け
>>野田学園への転校、初の日本一から卓球人生最大の挫折へ【吉村和弘インタビュー#2】
>>「真晴の弟」からの脱却。諦めない男、和弘が突き進む「卓球道」【吉村和弘インタビュー】
>>“琉球から全国行脚でファン交流” 吉村真晴、和弘兄弟が目指す卓球普及の形とは
Tリーグ2020.12月前半男子月間ハイライト
ダブルスを制すものがTリーグを制す!?『データでみるTリーグ』
ダブルスで勝利するとその試合に勝つ確率は70%以上ってホント?
サーブよりレシーブで点数を稼ぐ選手は存在する?
Tリーグ出場選手の最も多い年代は25〜29歳?
データから読み解く、卓球「Tリーグ」の魅力。日本卓球界に新たに誕生したTリーグ。「いまさら聞けない」Tリーグの基礎知識から、観客動員数、外国人選手の貢献度まで、どこよりもわかりやすく解説します。