写真:ウーゴ・カルデラノ(木下マイスター東京)/提供:T.LEAGUE/アフロスポーツ/アフロ
大会報道 【Tリーグ】世界7位・カルデラノ、2勝で勝利に貢献 琉球はホームマッチで貴重な1勝
2022.12.20
文:ラリーズ編集部
<ノジマTリーグ2022‐2023シーズン 日時:12月16日(金)17日(土)、18日(日) 場所:鳴門・大塚スポーツパーク アミノバリューホール、那覇市民体育館>
卓球ノジマTリーグ2022-2023シーズンでは16日~18日に試合が行われ、琉球アスティーダがホームマッチで1勝、木下マイスター東京が2勝を挙げた。
琉球がホームマッチで1勝
ホームマッチ2連戦となった琉球は、17日にT.T彩たまと対戦。
1番で張本智和/木造勇人(琉球アスティーダ)が完勝すると、2番で濵田一輝(琉球アスティーダ)が松平健太(T.T彩たま)に敗れるも、3番では張本がリアム・ピッチフォード(T.T彩たま)、4番で吉村真晴が曽根翔(T.T彩たま)と強敵にそれぞれ3-0で勝利。
ホームマッチで貴重な1勝を挙げた。
写真:張本智和(琉球アスティーダ)/撮影:ラリーズ編集部
世界7位・カルデラノが2勝
12月16日の岡山リベッツとの試合に勝利した木下マイスター東京は、18日に首位の琉球アスティーダと対戦。
琉球は初出場の吉村和弘/上江洲光志(琉球アスティーダ)ペアをダブルスに起用するも、大島祐哉/篠塚大登(木下マイスター東京)がフルゲームで競り勝ち、木下に先制点をもたらす。
2番で吉村和弘が及川瑞基(木下マイスター東京)、3番で張本智和(琉球アスティーダ)が篠塚大登をそれぞれ3-1で下し、琉球が勝利に王手をかけた。
写真:吉村真晴(琉球アスティーダ)/撮影:ラリーズ編集部
4番では世界ランキング7位のウーゴ・カルデラノ(木下マイスター東京)と、今シーズン11勝を挙げている吉村真晴(琉球アスティーダ)の一戦となった。激しい打ち合いが続くも、フルゲームの末カルデラノが勝利、勝負の行方はビクトリーマッチに委ねられる。
ビクトリーマッチでは、4番で勝利したカルデラノと、張本智和が登場。強固なブロックでミスを誘った張本が序盤リードを奪うも、馬力のある両ハンドを臆せず振り続けたカルデラノが11-8で勝利。
1勝5敗と苦戦していたカルデラノだったが、今試合は2勝でチーム勝利に貢献した。
木下はシーズン前半は苦戦が続いていたが、2連勝で勝ち点を20に上げ、3位に浮上した。
3日間の試合結果は以下の通り。
〇木下マイスター東京 3-1 岡山リベッツ(12/16)
〇大島祐哉/篠塚大登 2-1 リイジェ/森薗政崇
ウーゴ・カルデラノ 2-3 ハオシュアイ〇
〇及川瑞基 3-0 リイジェ
〇篠塚大登 3-1 吉山僚一
〇琉球アスティーダ 3-1 T.T彩たま(12/17)
〇張本智和/木造勇人 2-0 上田仁/曽根翔
濵田一輝 1-3 松平健太〇
〇張本智和 3-0 リアム・ピッチフォード
〇吉村真晴 3-0 曽根翔
〇木下マイスター東京 3-2 琉球アスティーダ(12/18)
〇大島祐哉/篠塚大登 2-1 吉村和弘/上江洲光志
及川瑞基 1-3 吉村和弘〇
篠塚大登 1-3 張本智和◯
〇ウーゴ・カルデラノ 3-2 吉村真晴
〇ウーゴ・カルデラノ 1-0 張本智和
ノジマTリーグ2022‐2023シーズン男子順位表(12/20時点)
1位:琉球アスティーダ 勝ち点30(8勝7敗)
2位:岡山リベッツ 勝ち点21(7勝5敗)
3位:木下マイスター東京 勝ち点20(5勝7敗)
4位:T.T彩たま 勝ち点16(5勝6敗)
張本智和インタビュー(2021年2月公開)
写真:張本智和(木下グループ)/提供:長田洋平/アフロスポーツ
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