文:ラリーズ編集部
<卓球・ノジマTリーグ2023‐2024シーズン 日程:8月30日 場所:代々木第二体育館>
30日、ノジマTリーグ2023-2024シーズンの試合が行われ、金沢ポートと岡山リベッツ、日本生命レッドエルフと京都カグヤライズが対戦した。
丹羽孝希がシングルスとダブルスで勝利
金沢ポートと岡山リベッツの試合では、元日本代表の丹羽孝希が今シーズン初めてシングルスでオーダーに名を連ねた。
そんな注目の一戦は、1番ダブルスで岡山リベッツの丹羽孝希/閻安(ヤンアン)ペアが五十嵐史弥/田中佑汰(金沢ポート)ペアをストレートで下すと、2番シングルスでも吉山僚一(岡山リベッツ)が山本勝也(金沢ポート)に完勝。岡山がマッチカウント2-0で、早々に勝利に王手をかける。
しかし、3番シングルスでは金沢ポートの田中佑汰が、前回の対戦では敗れていた郝帥(ハオシュアイ・岡山リベッツ)に勝利し、マッチカウントを2-1に戻す。
写真:松平健太(金沢ポート)/撮影:ラリーズ編集部
勝負の4番シングルスでは、松平健太(金沢ポート)と丹羽孝希(岡山リベッツ)が対戦。名門・青森山田高校の先輩・後輩対決となったこの試合は、先輩である松平が第1、第3ゲームを制して先に王手をかけるも、後輩・丹羽が第2、第4ゲームを奪取。最終第5ゲームでは、10-9で松平が先にマッチポイントを握るも、丹羽がそこから3ポイント連取で逆転勝利。
ダブルスとシングルスで2勝を挙げた丹羽の活躍で、岡山が金沢にマッチカウント3-1で勝利。勝ち点3を獲得し、順位も4位に浮上した。
京都が念願の勝ち点獲得
今シーズン未勝利で勝ち点も0の状態が続いている京都カグヤライズとリーグ4連覇の実績を持つ強豪・日本生命レッドエルフの試合では、1番ダブルスを京都が制して好スタートを切るも、2番シングルスで早田ひな(日本生命レッドエルフ)、3番シングルスで森さくら(日本生命レッドエルフ)が勝利を挙げ、日本生命がマッチカウント2-1で先に王手をかける。
しかし、4番シングルスにはエースのアドリアーナ・ディアス(京都カグヤライズ)が出場。笹尾明日香とのフルゲームの激戦を制して、ラストのヴィクトリーマッチに望みを繋げる。
5番のヴィクトリーマッチでは、ディアスと早田のエース対決が実現。序盤はディアスが6-3とリードするも、徐々に早田が盛り返し、最後は11-7で早田が勝利。日本生命がマッチカウント3-2の激戦を制し、木下アビエル神奈川を抜いて首位に浮上した。
また、京都は敗れはしたものの、ヴィクトリーマッチまで勝負が続いたことで、リーグ規定により勝ち点1を獲得。今シーズン初の勝ち点となった。
金沢ポート 1-3 岡山リベッツ〇
五十嵐史弥/田中佑汰 0-2 丹羽孝希/閻安(ヤンアン)〇
山本勝也 0-3 吉山僚一〇
〇田中佑汰 3-0 郝帥(ハオシュアイ)
松平健太 2-3 丹羽孝希〇
〇日本生命レッドエルフ 3-2 京都カグヤライズ
笹尾明日香/孫芸禎(ソンイジェン) 0-2 成本綾海/工藤夢〇
〇早田ひな 3-0 成本綾海
〇森さくら 3-1 出雲美空
笹尾明日香 2-3 アドリアーナ・ディアス〇
〇早田ひな 1-0 アドリアーナ・ディアス
ノジマTリーグ2023‐2024シーズン男子順位(8月31日現在)
1位:琉球アスティーダ(勝ち点20/6勝2敗)
2位:木下マイスター東京(勝ち点18/5勝2敗)
3位:静岡ジェード(勝ち点11/3勝3敗)
4位:岡山リベッツ(勝ち点9/3勝4敗)
5位:金沢ポート(勝ち点7/2勝4敗)
6位:T.T彩たま(勝ち点4/1勝5敗)
ノジマTリーグ2023-2024シーズン女子順位(8/31時点)
1位:日本生命レッドエルフ 勝点16(5勝1敗)
2位:木下アビエル神奈川 勝点13(4勝0敗)
3位:日本ペイントマレッツ 勝点8(2勝1敗)
4位:トップおとめピンポンズ名古屋 勝点8(2勝4敗)
5位:九州アスティーダ 勝点1(0勝3敗)
6位:京都カグヤライズ 勝点1(0勝4敗)