＜卓球・ノジマTリーグ2020-2021シーズン　プレーオフファイナル 2月26日　アリーナ立川立飛＞

卓球Tリーグサードシーズンの年間王者を決めるプレーオフファイナル、男子1位の木下マイスター東京と2位の琉球アスティーダの試合は、3番のシングルスでリオ五輪銀メダリストの吉村真晴（琉球アスティーダ）が全日本王者の及川瑞基（木下マイスター東京）を下し、琉球を初優勝に導いた。

全日本王者とリオ五輪銀メダリストが激突

写真：吉村真晴（琉球アスティーダ）/撮影：ラリーズ編集部

両選手は今年の全日本選手権で対戦しており、その際は及川がゲームカウント4-2で勝利している。しかし、全日本後のTリーグでは、ゲームカウント3-0で吉村が勝利している。また、勝利すれば琉球は初優勝となる場面、五輪メダリストの吉村はこのような大舞台での強さに定評がある。

写真：吉村真晴（琉球アスティーダ）/撮影：ラリーズ編集部

吉村が抜群の集中力と冴えわたる両ハンドドライブを見せ、あっという間に2ゲームを連取する。3連覇へ向け、後がない及川はプレッシャーからか、吉村の勢いを止められない。しかし、及川も全日本王者の意地を見せ、第3ゲームを11-7で取り返し、勝負の第4ゲームへ。

写真：及川瑞基（木下マイスター東京）/撮影：ラリーズ編集部

第4ゲームも及川が持ち味の粘りを発揮し、11-9で試合はフルゲームへともつれ込む。6-6からの最終ゲームは安定したプレーを見せた吉村に軍配。琉球がKM東京の連覇を止め、嬉しいTリーグ初優勝を飾った。

木下マイスター東京 0-3 琉球アスティーダ

及川瑞基/田添健汰 1-2 〇吉村和弘/木造勇人
11-9/9-11/7-11

大島祐哉 2-3 〇戸上隼輔
14-16/11-3/11-8/8-11/8-11

及川瑞基 2-3 〇吉村真晴
4-11/7-11/11-7/11-9/7-11

張本智和 – 宇田幸矢

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写真：吉村真晴/撮影：伊藤圭

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