【Tリーグ】初参戦の芝田沙季、単複2勝の鮮烈デビュー「久しぶりの団体戦で緊張しました」 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:芝田沙季(日本ペイントマレッツ)/提供:T.LEAGUE/アフロスポーツ

大会報道 【Tリーグ】初参戦の芝田沙季、単複2勝の鮮烈デビュー「久しぶりの団体戦で緊張しました」

2021.09.11

文:ラリーズ編集部

<ノジマTリーグ2021-2022シーズン女子 木下アビエル神奈川 vs 日本ペイントマレッツ 9月11日 大田区総合体育館>

卓球のノジマTリーグ2021-2022(4thシーズン)女子は11日、日本ペイントマレッツが木下アビエル神奈川を4-0で下し、日本ペイントマレッツは4季目にして初の開幕戦勝利を掴んだ。

今季、芝田沙季や大藤沙月らミキハウス、四天王寺高校から大型選手補強を果たした日本ペイントマレッツが登場、エース・加藤美優を欠きながらも4-0で木下アビエル神奈川に勝利し、今季の布陣の強さを見せた。

芝田沙季、単複2勝

第1マッチは、張本美和/牧野美玲(木下アビエル神奈川)の中学生ペアを、国際大会で優勝経験もある芝田沙季/大藤沙月(日本ペイントマレッツ)がストレートで勝利する。

続く第2マッチに登場したのは、木原美悠(木下アビエル神奈川)と、東京五輪にもシンガポール代表として出場した馮天薇(日本ペイントマレッツ)。気合十分の木原が前陣でコースを打ち分け1,2ゲーム目を連取したが、ゲームの中で徐々に試合感を取り戻していく馮天薇が、長く世界トップレベルで戦うベテランらしい試合運びで、そこから3ゲームを連取し、勝利した。

第3マッチは、先日13歳で全国中学校卓球大会を制した張本美和(木下アビエル神奈川)と今季からTリーグ参戦の芝田沙季(日本ペイントマレッツ)。
積極的に攻撃を仕掛ける張本に対し、緩急と回転に変化をつけながら張本のミスを誘った芝田が勝利し、先日勝ち取った世界選手権シングルス日本代表の貫禄を見せた。

芝田「出た試合は全部勝ちたい」

Tリーグ初参戦で単複2勝した芝田は、試合後のインタビューで「久々の団体戦で緊張しました。お客さんの前でプレーできて嬉しかったです」と、はにかんだ笑顔を見せつつ「個人としては出た試合は全部勝ちたいです。チームとしてはまだファイナルに出ていないので、そこを目指したいです」と今季の抱負を力強く語った。

三原孝博監督(日本ペイントマレッツ)は「いい準備ができた。チームもとてもいい雰囲気です」と語り、今季のチームの飛躍を誓った。

日本ペイントマレッツ 4-0 木下アビエル神奈川

〇芝田沙季/大藤沙月 2-0 張本美和/牧野美玲
11-3/11-10

◯馮天薇 3-2 木原美悠
4-11/4-11/11-5/11-8/11-9

〇芝田沙季 3-1 張本美和
11-7/8-11/11-9/11-6

◯南波侑里香 3-1 浜本由惟
11-8/10-11/11-10/11-5

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