【卓球・Tリーグ】初の名古屋開催も選手にファンが殺到、卓球人気に水谷「嬉しい」 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

大会報道 【卓球・Tリーグ】初の名古屋開催も選手にファンが殺到、卓球人気に水谷「嬉しい」

2018.10.27

10月27日に開催されたTリーグ木下マイスター東京VS琉球アスティーダ。結果は4−0と木下の勝利に終わった。木下が下馬評通りの2連勝を飾った。

試合後、会見の席上で邱建新監督は「事情があって、大島、田添(響)の2名を欠いた試合になったが、4−0で勝てたことが嬉しい」とコメント。大島・田添が出場できなかったことについては「大島は身内に不幸があり、出場できず、田添は全日学への出場で兵庫にいる」と説明した。

邱建新監督(木下マイスター東京)

急遽1番で出場することになった水谷・田添(健汰)ペアについて「田添も全日本ミックスチャンピオンでダブルスは強い。いつも左と組んでいたので水谷ともやりやすく、明日試合出す予定だった。だから準備はしていた」と説明した。

一方琉球の外間政克監督は「初白星を上げることができなかった。各試合、点数的に競るところもあった。最後の大事なポイントを奪えなかった」と説明。そのうえで「うちは爆発力があるチーム。エースの丹羽がいい勝ち方をして周りのメンバーにいい雰囲気が伝われば波に乗れる」と自信を覗かせた。

試合後、サイン待ちに長蛇の列ができた

初の東京以外での開催となったTリーグ。名古屋でも1600人を超える観客を動員し、卓球人気を印象づけた。特に試合終了後は選手にサインや握手を求め観客が殺到する一幕も。試合後水谷は「ファンの声援は力になる。観客に緑のユニフォームを来て木下コールをしている観客を見て『誰だろう…』と思ってしまうほど(笑)」と笑顔で語った。

試合後、報道陣の質問に応じた水谷隼(木下マイスター東京)

28日には岡山リベッツとの対戦が控えている。注目選手について水谷は「ほとんど青森山田時代の後輩ですから。何番に出るか教えるから、誰か向かってこいという気持ちです」と自信たっぷりのコメント。果たして「先輩・水谷」に誰が挑むのか。27日の試合でT.T彩たまに敗れた岡山リベッツは早くも正念場を迎えている。