文:ラリーズ編集部
<卓球 T.T彩たま・岡山リベッツ vs シチズン時計 プレシーズンマッチ>
卓球Tリーグ男子・T.T彩たまは30日、日本卓球リーグ所属の実業団・シチズン時計とプレシーズンマッチとして練習試合を行った。試合は、シチズン時計がマッチカウント3-2でT.T彩たま・岡山リベッツの連合チームに勝利した。
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T.T彩たま、2度目のプレシーズンマッチ
前回のリコー戦に続き、2度目のプレシーズンマッチとなるT.T彩たまにとっては、11月18日に初戦を迎えるTリーグを見据えて、重要な実戦機会となった。
試合は、4シングルス1ダブルスで行われ、T.T彩たまは、松平健太、英田理志に加えて、今回がデビュー戦となる篠塚大登、そして岡山リベッツからの助っ人として上田仁という布陣で臨んだ。なお、主将の神巧也は故障のため欠場となった。
写真:試合前の“肘タッチ”で挨拶をする両チーム/撮影:ラリーズ編集部
高校生・篠塚大登、白星デビュー
28日に加入が発表されたばかりの高校生の新戦力・篠塚は、シチズン時計の酒井明日翔と対戦。2019年インターハイ男子シングルス準優勝の篠塚の早い打点の積極的な攻撃と、酒井の鋭いカウンターの応酬となったが、ゲームカウント3-2で篠塚が接戦をものにした。
写真:篠塚大登(T.T彩たま)/撮影:ラリーズ編集部
篠塚は「勝ててちょっと自信になった。ここに来るときは緊張していたんですけど、試合に入ったら意外と落ち着いてできました」と振り返った。11月から始まるTリーグについては「何試合出れるかわからないですけど、自分が出られる試合は全部勝つ気持ちで試合に臨みたい」と意気込んだ。
写真:坂本監督からアドバイスを受ける篠塚大登(T.T彩たま)/撮影:ラリーズ編集部
順調な仕上がりの上田仁「いつ始まってもいい」
また、岡山リベッツから参加した上田は、シチズン時計のルーキー三部航平と対戦し、3-1で勝利した。
「こういう機会に呼んで頂けるのが、ただただ、ありがたい」と感謝をしつつ、自身の仕上がり状態にも手応えを感じている。「試合でも集中できている。自分の中では、Tリーグがいつ始まってもいいくらい、いい状態です」。
写真:上田仁(T.T彩たま)/撮影:ラリーズ編集部
坂本監督「今後もやっていきたい」
2度目の試みとなったプレシーズンマッチに、T.T彩たまの坂本竜介監督は意義をこう語る。
「日本リーグのチームとTリーグのチームが一緒にできるのは素晴らしいことだと思います。コロナ禍だから始めたことではありますが、視聴数や反響もとても良く、オフシーズンの試みとして、今後もやっていきたいなと思っています。選手にとってもオフシーズンに試合ができる機会は重要ですし、観る人にとっても、どこでも観られる、というのはとても大きいと感じています」。
T.T彩たま・岡山リベッツ 2-3 シチズン時計
松平健太/英田理志 0-2 ○三部航平/上村慶哉
9-11/7-11
○篠塚大登 3-2 酒井明日翔
9-11/11-6/11-6/6-11/11-7
松平健太 1-3 ○上村慶哉
6‐11/7-11/11-9/10-11
○上田仁 3-1 三部航平
11‐7/8-11/11-10/11-10
英田理志 2-3 ○御内健太郎
9-11/11-10/11-8/10-11/9-11