62歳の"最強おばあちゃん"、59歳で初の世界選手権出場 40歳以上のベテラン女子選手5選<世界卓球2026> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:倪夏蓮(ニーシャーリエン・ルクセンブルク)/提供:WTT

大会報道 62歳の“最強おばあちゃん”、59歳で初の世界選手権出場 40歳以上のベテラン女子選手5選<世界卓球2026>

2026.04.29

文:ラリーズ編集部

<2026 ITTF世界卓球選手権ファイナルズ ロンドン大会(団体戦) 日程:4月28日~5月10日 場所:ロンドン(イギリス)>

40歳を超えてなお世界の頂点を目指し、若き才能たちと真剣勝負を繰り広げるベテラン選手。今年の世界卓球にも、そんな「年齢を超えた」選手が多数集結した。

本記事では、世界卓球2026にエントリーしている40歳以上のベテラン女子選手を5人紹介する。

イバナ・マロバビッチ(クロアチア・45歳)


写真:イバナ・マロバビッチ(クロアチア)/提供:WTT

1人目はイバナ・マロバビッチ(クロアチア)だ。マロバビッチは2007年までクロアチア代表として国際大会に出場していたが、その後は代表チームを離れてクラブチームでプレーし、2017年に再び代表に復帰した経歴を持つ。

戦型は右シェークのカット主戦型で、フォアとバックともにカットに専念することが多いスタンダードなスタイル。現在もWTTに積極的に参戦しており、その豊富な経験でクロアチア女子代表をノックアウトステージ進出に導けるか。

ユ・フ(ポルトガル・47歳)


写真:ユ・フ(ポルトガル)/提供:WTT

中国からの帰化選手として知られているユ・フ(ポルトガル)も、気が付けば47歳の大ベテランとなった。しかし、2019年ヨーロピアンゲームズ優勝、2021年ヨーロッパトップ16準優勝の実力は健在で、グランドスマッシュやチャンピオンズといった上位大会にも出場を続けている。

近年では希少となった中国式ペンに片面ラバーのスタイルで、ポルトガルに白星を付けられるか。

アンジェラ・レイド(バルバドス・57歳)


写真:アンジェラ・レイド(バルバドス)/提供:ITTF America

カリブ海地域や中南米の大会を中心に参戦しているのが、アンジェラ・レイド(バルバドス)だ。国際大会への参戦歴は少ないが、57歳で第一線で戦っている事実が彼女の実力を物語っている。

プレースタイルは右シェークの攻撃型ではあるが、俊敏さよりも一発の威力や安定したラリーを重視するものだ。未知の部分が多いレイド擁するバルバドス女子代表。今大会の台風の目となるかどうか見ものだ。

ヅォン・ジーイン(チリ・59歳)


写真:ヅォン・ジーイン(チリ)/提供:WTT

4人目はヅォン・ジーイン(チリ)。WTTシリーズにも参戦しつつ、中南米の大会にも参戦しているレジェンド選手だ。プレースタイルは右シェークのカット主戦型で、大きな動きをするよりも、コンパクトなモーションで相手の攻撃を吸収していく。

今大会の最低人数である3名で出場するチリ女子代表。ヅォン・ジーインも漏れなく出場することとなるが、経験と知恵、そして技術をフルに活用したプレーで、チリ女子代表のノックアウトステージ進出を目指す。

倪夏蓮(ルクセンブルク・62歳)


写真:倪夏蓮(ニーシャーリエン・ルクセンブルク)/提供:WTT

最後に紹介するのは、今大会最年長となる62歳で出場する倪夏蓮(ニーシャーリエン・ルクセンブルク)。倪夏蓮といえば、2021年のWTTシリーズで王藝迪(ワンイーディ・中国)を破ったり、2023年のWTTフィーダーハビージョフでは中国選手3名に勝利して優勝を収めるなど、世界トップクラスの実力を保持し続ける、生きるレジェンドだ。

プレースタイルは左ペン裏粒の異質攻守型。粒高ラバーで相手のボールの回転を利用して返球し、時には粒高ラバーで攻撃したり、裏ソフトラバーでブロックしたりと、ラケットを自由自在にコントロールしてプレーしている。

世界が注目する最年長の出場者。ルクセンブルク女子代表の勝利に貢献し、自身のプレーヤー人生に彩りを加えることができるか。今大会の彼女の活躍に目が離せない。