開催国代表の14歳や大会最年少の12歳も 15歳以下の若手女子選手5選<世界卓球2026> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:エンヤ・フー(スイス)/提供:WTT

大会報道 開催国代表の14歳や大会最年少の12歳も 15歳以下の若手女子選手5選<世界卓球2026>

2026.04.28

文:ラリーズ編集部

<2026 ITTF世界卓球選手権ファイナルズ ロンドン大会(団体戦) 日程:4月28日~5月10日 場所:ロンドン(イギリス)>

張本智和や伊藤美誠、林詩棟、孫頴莎など、卓球界の勢力図が塗り替えられる瞬間は、いつも10代の台頭から始まる。

そして、2026年世界卓球ロンドン大会には、経験豊富なベテランや脂の乗った中堅選手だけではなく、15歳以下の年齢ながら各国の代表権を掴み取った神童たちが多数参加する。

そこで本記事では、世界卓球2026にエントリーしている15歳以下の若手女子選手を5人紹介する。

アリサ・グエン(イングランド・14歳)


写真:アリサ・グエン(イングランド)/提供:Mike Rhodes

イングランドの国内選手権U17の部で優勝、一般の部でベスト8に入るなど国内で頭角を表してきているアリサ・グエン。

順横回転のサービスを軸に、バックフリックやフォアハンドドライブなど多彩な技術を駆使するプレースタイルが強みで、バックハンドの安定感もさることながら、中陣に下がってもフォアハンドで反撃に出ることができる柔軟性を持ち合わせている。

2018年以来の出場となるイングランド女子代表の最年少メンバーとして、世界選手権に新しい風を吹かせられるか。

マリヤ・ルカノワ(カザフスタン・14歳)


写真:マリヤ・ルカノワ(カザフスタン)/提供:WTT

2022年のWTTユースコンテンダージェジンU11王者のマリヤ・ルカノワ(カザフスタン)は、今大会の女子カザフスタン代表で唯一の10代だ。

長身を活かしたリーチの長さから繰り出す回転量のあるドライブを軸に、ラリー戦になると威力のあるミート打ちを多用するスタイルが持ち味。世界ランキングでは5番手に位置しているが、出場を期待したい選手の一人だ。

アデリーナ・カサノヴァ(ウズベキスタン・14歳)


写真:アデリーナ・カサノヴァ(ウズベキスタン)/提供:WTT

2024年にWTTのユース大会で4度の優勝を経験したアデリーナ・カサノヴァ(ウズベキスタン)。世界レベルでも同世代の中では高い実力を持つ彼女の特徴は、そのプレースタイルにある。

バック面に異質ラバーを使用しているカサノヴァは、前陣でのカットブロックや変化をつけた攻撃を中心とするプレースタイル。相手が下回転を持ち上げてきたときに、威力のあるフォアハンドカウンターを相手コートに打ち込む展開を得意としている。

今大会の女子ウズベキスタン代表は3選手で登録しているため、カサノヴァの出場は確定。世界選手権という大舞台で、強豪相手に得意のプレーを見せられるか。

アイリーン・ヨー(アメリカ・14歳)


写真:アイリーン・ヨー(アメリカ)/提供:WTT

アイリーン・ヨー(アメリカ)は、昨年のアメリカの国内選手権で女子シングルス3位に輝き、国際大会ではユースカテゴリーで数々の成績を残している注目株だ。

フォアハンドには粗さが残るものの、安定感のあるバックハンドを軸に得点を重ねるプレースタイルは、シニア選手相手でも充分に渡り合えるだろう。

アメリカ女子代表はエースのチャン・リリーが頭一つ抜けているが、ヨーには2番手、3番手としてチームの勝ちに貢献できるプレーを期待したい。

エンヤ・フー(スイス・12歳)


写真:エンヤ・フー(スイス)/提供:WTT

WTTのユースカテゴリーでも結果を残しているエンヤ・フー(スイス)は、今大会最年少の12歳。

エンヤ・フーが国際大会でも好成績を収めている秘訣は、高い安定感だ。パワーこそシニアの選手には敵わないが、ラリーになったときのボーるスピードと安定したボールコントロールは、シニアの選手を凌駕するものを持っている。

ちなみに、女子スイス代表はエースのレイチェル・モレ(36歳)以外の3選手が全員10代で、ミシェル・ウーも13歳と、かなり若いチーム。そのなかでベテランに負けない安定感を持ったフーは、重要なピースとなるだろう。