文:ラリーズ編集部
半年ぶりの女王交代
国際卓球連盟から1月最新世界ランキングが発表された。2019年になり、新しいランキングシステムが採用されている。
今月のランキングには12月のワールドツアー・グランドファイナル(以下GF)が主に反映されている。ランキングトップは丁寧(中国)。GFでベスト4となり、ポイントを加算した。丁寧は2017年10月以来の1位に返り咲いた。特に2018年1月のランキングシステム変更以来は、大会参加数の不足などの理由で低いランキングに甘んじていた。2017世界選手権、W杯2018の女王が、ランキングでもようやく女王となった。
先月まで半年間1位をキープしていた朱雨玲(中国)はGFでベスト4だったが、2017のGFでは準優勝だったため、総合的にはポイントが下がった。GFで石川佳純を破り、準優勝した20歳の何卓佳(中国)は50位から27位に大幅ランクアップ。18歳の孫穎莎(中国)はGFで初戦敗退だったが、ベスト16としてポイントを獲得。25位から17位に浮上した。
石川佳純は3位をキープ
日本選手では、石川佳純、伊藤美誠、平野美宇の上位3人には変動はなく、トップ10を保っている。佐藤瞳、芝田沙季はグランドファイナルに出場し、ともに順位を上げた。
順位を落としたのが早田ひな。2017年GFのポイントが失効となり、34位から43位にランクダウンとなってしまった。