文:ラリーズ編集部
トップ10に日本選手3人
国際卓球連盟から1月最新の世界ランキングが発表された。今回の発表分から新しいランキングシステムが採用されている。新ルールは2018年のものを概ね引き継いでいるが、11のマイナーチェンジが行われている。
今月のランキングには12月のワールドツアー・グランドファイナルの成績が主に反映されている。グランドファイナルで史上最年少の優勝を果たした張本智和は自己最高、3位にランクアップした。2018年の張本は高い順位をキープし、昨年1月の11位から、年末には5位にまで順位を上げている。2019年、張本はどのような成長を遂げるのだろうか。
他の上位陣に大きな変動はなかった。1位の樊振東(中国)はランキングポイントで頭一つ抜けている。2017年のグランドファイナルで準優勝したオフチャロフ(ドイツ)はポイント失効により9位から14位にランクダウン。それに伴って丹羽孝希が9位にランクアップしている。
グランドファイナルでベスト4の水谷隼は13位から10位に。水谷のトップ10入りは2018年1月のランキングシステム変更以降で初めてだ。ベスト8の梁靖崑(中国)は36位から20位にランクアップ。昨年、国際大会でも頭角を現した22歳の梁は自己最高位を更新した。
他の日本選手でも概ね先月から反動はなかった。松平健太は2017グランドファイナルのポイント失効によって41位から60位にランクダウンとなった。
男子世界ランキングトップ10
※選手名右の数字はランキングポイント ()内は先月の世界ランキング