卓球男子世界ランキング(1月発表)|5位張本、15位丹羽が五輪シングルス代表基準満たす | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:張本智和/提供:ittfworld

卓球世界ランキング 卓球男子世界ランキング(1月発表)|5位張本、15位丹羽が五輪シングルス代表基準満たす

2020.01.04

文:ラリーズ編集部

樊振東が許昕と入れ替わり1位に


写真:ランクトップの樊振東(中国)/提供:ittfworld

最新、1月の卓球世界ランキングが発表された。19年12月の国際大会、ワールドツアーグランドファイナルやノースアメリカンOPの結果がランキングに反映されている。

ランクトップは樊振東(ファンジェンドン・中国)。12月のランキングではトップの座を許昕(シュシン・中国)に譲っていたが、グランドファイナル王者に輝いた樊振東がランクトップに戻ってきた。許昕は1つ落として2位となった。3位と4位はそれぞれ馬龍(マロン)と林高遠(リンガオユエン)と、4位までを中国勢が占める。

日本の張本智和は先月から変わらず5位。グランドファイナルでは準々決勝で許昕に3-4で惜しくも敗れ、大幅にポイントを上げることはできなかった。

グランドファイナルでベスト8入りを果たした林昀儒(リンインジュ・チャイニーズタイペイ)は先月から1つ順位を上げて6位に。2019年、飛躍を見せた18歳は自己最高位を更新し、オリンピックイヤーのスタートを切った。

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丹羽孝希が15位で日本選手2番手に


写真:丹羽孝希/提供:ittfworld

10位以下の日本選手では、丹羽孝希が15位、水谷隼が16位となっている。今月のランキングで国内の世界ランク上位2名が東京五輪のシングルス代表になるとされているが、丹羽孝希が2番手の座を奪い、五輪シングルス代表を確実なものにした。

日本選手4番手は森薗政崇。12月の世界選手権代表選考会を勝ち抜き、3月の世界選手権代表に内定している。先月から順位は変わらないが、いま国内で勢いに乗る選手の一人だ。

44位には神巧也。2019年は驚異的な勢いで順位を上げ、昨年3月の314位から順位は右肩上がりだった。12月は国際大会への参加がなく、今月は順位を上げることができなかった。

50位には吉村和弘、52位には吉村真晴と、吉村兄弟は50番台に。そして18歳の宇田幸矢は54位となった。

1月は、全日本を終えた月末にワールドツアープラチナ・ドイツOPを控える。日本選手も多くが参戦予定で、獲得ポイントが多い同大会で結果を残して順位を上げる選手が現れるか、注目しよう。

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男子世界ランキングトップ10

1(2) 樊振東(中国)  16915
2(1) 許昕(中国)  16475
3(3) 馬龍(中国)  15975
4(4) 林高遠(中国) 14250
5(5) 張本智和(日本)  12615
6(7) 林昀儒(チャイニーズタイペイ)  12585
7(6) カルデラノ(ブラジル)  12315
8(9) ファルク(スウェーデン) 11630
9(8) 梁靖崑(中国)  11205
10(10) ボル(ドイツ)  10910
※選手名右の数字はランキングポイント 順位右の()内は先月世界ランキング

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日本男子世界ランキング(50位まで)

5(5) 張本智和  12615
15(12) 丹羽孝希  9420
16(14) 水谷隼  9045
42(42) 森薗政崇  5195
44(44) 神巧也  5055
50(50) 吉村和弘  4830

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