国際卓球連盟（ITTF）は8月8日、2023年第32週の世界ランキングを発表した。今週はWTTコンテンダーリマのポイントが加算され、順位変動が見られた。

張本が4位にランクアップ

男子シングルスでは、張本智和（智和企画）が1ランクアップで2週間ぶりの4位に返り咲いた。

写真：篠塚大登（愛知工業大）/提供：WTT

張本に続いて日本選手は、篠塚大登（愛知工業大）が28位、宇田幸矢（明治大）が42位、戸上隼輔（明治大）が44位となっている。

写真：マルコス・フレイタス（ポルトガル）/提供：WTT

海外勢では、WTTコンテンダーリマ男子シングルス優勝のマルコス・フレイタス（ポルトガル）が8つランキングを上げ22位に浮上。

また同大会準優勝の18歳、高承睿（ガオチェンルイ・チャイニーズタイペイ）が順位を27上げて31位にランクインした。

写真：高承睿（ガオチェンルイ・チャイニーズタイペイ）/提供：WTT

同大会男子単3位のジョナサン・グロート（デンマーク）は11ランクアップとなり、33位に位置付けた。

男子ダブルスでは、WTTコンテンダーリマ男子複優勝ペアの及川瑞基（木下グループ）/松島輝空（木下アカデミー）が216の大幅ランクアップで30位となった。

写真：及川瑞基（木下グループ）/松島輝空（木下アカデミー）/提供：WTT

日本勢トップを走る宇田幸矢/戸上隼輔（明治大）ペアは、先週に続いて3位をキープしている。

写真：宇田幸矢/戸上隼輔（明治大）/提供：WTT

海外勢では、WTTコンテンダーリマ男子複準優勝ペアの李尚洙（イサンス）／趙大成（チョデソン・韓国）ペアが順位を1つ上げて5位となり、トップ5入りを果たした。

写真：李尚洙（イサンス）／趙大成（チョデソン・韓国）/提供：WTT

混合ダブルスでは、WTTコンテンダーリマ混合ダブルス優勝ペアのアルバーロ・ロブレス／シャオ・マリア（スペイン）が3つ順位を上げて8位に位置付けた。

その他、同大会混合ダブルス準優勝のオビディウ・イオネスク／ベルナデッテ・スッチ（ルーマニア）も3つ順位を上げ、9位となった。

写真：オビディウ・イオネスク／ベルナデッテ・スッチ（ルーマニア）/提供：WTT

日本勢トップの張本智和（智和企画）/早田ひな（日本生命）ペアは、2位をキープしている。

写真：張本智和（智和企画）/早田ひな（日本生命）/提供：WTT

男子シングルストップ10、日本男子シングルスの100位まで、男子ダブルストップ5、混合ダブルストップ5は以下の通り。

男子シングルス世界ランキングトップ10

1　樊振東（中国）　6855
2　王楚欽（中国）　6285
3　馬龍（中国）　3645
4　張本智和（日本）　2740
5　ウーゴ・カルデラノ（ブラジル）　2575
6　梁靖崑（中国）　2410
7　林高遠（中国）　1930
8　張禹珍（韓国）　1715
9　林昀儒（チャイニーズタイペイ）　1705
10　ドミトリ・オフチャロフ（ドイツ）　1680

※選手名右の数字はランキングポイント

日本男子シングルス世界ランキング（100位以内）

4　張本智和（智和企画）　2740
28　篠塚大登（愛知工業大）　660
42　宇田幸矢（明治大）　461
44　戸上隼輔（明治大）　440
59　及川瑞基（木下グループ）　297
68　田中佑汰（個人）　250
82　吉村真晴（TEAM MAHARU）　223
88　英田理志（HRマネージメント）　209

※選手名右の数字はランキングポイント

男子ダブルス世界ランキングトップ5

1　張禹珍/林鐘勲（韓国）　4080
2　樊振東/王楚欽（中国）　4040
3　宇田幸矢/戸上隼輔（日本）　1615
4　趙勝敏/安宰賢（韓国） 1149
5　李尚洙/趙大成（韓国）1034

※選手名右の数字はランキングポイント

混合ダブルス世界ランキングトップ5

1　王楚欽/孫穎莎（中国）　5040
2　張本智和/早田ひな（日本）　3050
3　林詩棟/蒯曼（中国）　2585
4　林鐘勲/申裕斌（韓国） 2360
5　林昀儒/陳思羽（チャイニーズタイペイ）　1955

※選手名右の数字はランキングポイント

【動画】潜入・高校卓球部

【特集】潜入・高校卓球部

＞＞愛工大名電高校や桜丘高校など名門高校卓球部に潜入！