協和キリン、大記録まであと一つ ルーキー硴塚が地元で凱旋勝利 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:熊本県出身の硴塚将人(協和キリン)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 協和キリン、大記録まであと一つ ルーキー硴塚が地元で凱旋勝利

2020.11.13

文:ラリーズ編集部

<2020年度後期日本卓球リーグ熊本大会 2020年11月11日~11月15日 熊本県立総合体育館>

13日、2020年度後期日本卓球リーグは大会3日目を迎え、男子1部のチームが登場した。昨季後期リーグ3位の協和キリンが、昨季後期6位のシチズン時計に4-0のストレートで勝利し、順調なスタートを切った。

協和キリンは、今回の大会までに日本リーグ通算398勝を挙げており、今回の勝利で400勝という大記録まであと1勝とした。

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松平賢二「今日が勝負」

1番に登場し、御内健太郎(シチズン時計)との久しぶりの対決を、主将・松下賢二が3-0で勝利し、チームに勢いをつけた。

「今日が勝負だと思っています。今回は4シングルス形式でオーダーもわからないので、誰が来ても勝てるようにみんな準備してきたことが、うまく出せた」と初戦の勝利を振り返った。


写真:松平賢二(協和キリン)/撮影:ラリーズ編集部

次は、リコーとの激戦を制した日鉄物流ブレイザーズとの試合が待つ。「いつも僕らが苦しい試合をしている相手だが、この勢いに乗って勝ちたいと思います」と次の試合に向けて気持ちを切り替えていた。


写真:第1試合で有延大夢(リコー)に勝利した藤村友也(日鉄物流ブレイザーズ)/撮影:ラリーズ編集部

新人・硴塚将人が笠原弘光に勝利

今季、早稲田大学から加入した硴塚将人(協和キリン)は、開催地の熊本県出身だ。2番シングルスで登場し、笠原弘光(シチズン時計)に殊勲の勝利をあげた。


写真:殊勲の勝利をあげた硴塚将人(協和キリン)/撮影:ラリーズ編集部

「思ったより良い緊張感で入れた。いつも出足が悪い試合が多いが、ちゃんとリードできて全体的に良い試合だった」とデビュー戦の白星を振り返った。

「出た試合は1試合でも多く勝ってチームの勝ちに貢献できれば」と次戦以降の活躍を誓った。

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【3日目】男子1部 1試合目

○東京アート 4-0 原田鋼業

○吉村和弘 3-0 神京夏
〇高木和卓 3-2 中林滉貴
○吉田海偉 3-1 松浦佑紀
○上江洲光志 3-0 横山輝

○協和キリン 4-0 シチズン時計

〇松平賢二 3-0 御内健太郎
〇硴塚将人 3-2 笠原弘光
○平野友樹 3-0 上村慶哉
○渡辺裕介 3-1 三部航平

リコー 1-3 ○日鉄物流ブレイザーズ

○高取侑史 3-0 一ノ瀬拓巳
鹿屋良平 0-3 〇田添健汰
有延大夢 2-3 藤村友也○
郡山北斗 1-3 定松祐輔○

○愛知工業大学 4-0 日野自動車キングフィッシャーズ

○松山祐季 3-0 田中博巳
○木造勇人 3-2 船本将志
○田中佑汰 3-2 岩崎栄光
○髙見真己 3-0 平野晃生

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