写真:倉嶋洋介監督からアドバイスを受ける及川瑞基(木下マイスター東京)/提供:T.LEAGUE/アフロスポーツ
大会報道 【Tリーグ】木下、連勝で倉嶋監督就任に花添える 及川が9勝0敗、大島が8勝2敗と好調維持
2021.10.11
文:ラリーズ編集部
<ノジマTリーグ2021-2022シーズン>
卓球ノジマTリーグ2021-2022シーズンでは9日、10日で男子・木下マイスター東京のホーム試合が2試合行われた。木下は2試合ともを3-1で勝利し、新たに就任した倉嶋洋介監督に連勝をプレゼント。今季開幕から7連勝で勝ち点22と首位を独走している。
層の厚い木下マイスター東京
木下は、水谷隼がほとんど試合には出ず、張本智和、海外選手とは契約していない状況のため、松島輝空、大島祐哉、吉田雅己、及川瑞基、田添健汰の5選手で主に戦っている。
中でも2021年の全日本選手権シングルス王者の及川がビクトリーマッチ含むシングルス9勝0敗、2017年世界卓球ダブルス銀メダルの大島がシングルス5勝1敗、ダブルス3勝1敗と好調をキープしている。脇を固める2021年全日本3位の吉田もシングルス3勝3敗と安定感を見せ、14歳の松島もダブルス4勝1敗とチームの勢いに引っ張られるように勝ち星を重ねる。
昨季までは水谷、張本を中心とした“スター軍団”の印象のあった木下だが、今季は玄人好みの“仕事人集団”がリーグ制覇に向け突き進んでいる。
10月9日 木下マイスター東京 3-1 岡山リベッツ
松島輝空/大島祐哉 1-2 田添響/森薗政崇〇
9-11/11-6/13-15
〇吉田雅己 3-0 龍崎東寅
11-9/11-8/11-7
〇及川瑞基 3-0 谷垣佑真
11-6/11-9/11-5
〇大島祐哉 3-2 森薗政崇
11-10/10-11/9-11/11-8/13-11
10月10日 木下マイスター東京 3-1 琉球アスティーダ
〇松島輝空/大島祐哉 2-1 平野友樹/宮川昌大
9-11/11-10/17-15
〇及川瑞基 3-0 有延大夢
11-9/11-5/11-9
吉田雅己 2-3 吉村真晴〇
10-11/10-11/11-9/11-7/9-11
〇大島祐哉 3-0 平野友樹
11-7/11-9/11-6
男子順位(10月10日時点)
1位 木下マイスター東京(7勝0敗 勝ち点22)
2位 T.T彩たま(2勝2敗 勝ち点8)
3位 岡山リベッツ(1勝5敗 勝ち点3)
4位 琉球アスティーダ(0勝3敗 勝ち点2)
及川瑞基インタビュー(2021年2月公開)
写真:及川瑞基(木下グループ)/撮影:田口沙織
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