宇田は男子単ベスト4 男女シングルス決勝はオール中国勢に<卓球・WTTシンガポールスマッシュ2022> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:宇田幸矢(明治大)/提供:WTT

大会報道 宇田は男子単ベスト4 男女シングルス決勝はオール中国勢に<卓球・WTTシンガポールスマッシュ2022>

2022.03.20

文:ラリーズ編集部

<卓球・WTTシンガポールスマッシュ2022 日時:3月7日~20日 場所:シンガポール>

19日、WTT最高峰の大会「グランドスマッシュ」のシンガポール大会の本戦は9日目を迎えた。

19日男子シングルス

男子シングルス準決勝では宇田幸矢(ともに明治大)が樊振東(ファンジェンドン・中国)と対戦。2ゲームを奪うも勝ちきれず、ゲームカウント4-2で樊振東が勝利した。


写真:宇田幸矢(明治大)/提供:WTT

また、準決勝のもう1試合では、馬龍(マロン・中国)が梁靖崑(リャンジンクン・中国)にゲームカウント4-0で勝利した。

19日女子ダブルス

女子ダブルス決勝では伊藤美誠(スターツ)/早田ひな(日本生命)ペアと孫穎莎(スンイーシャ)/王曼昱(ワンマンユ・ともに中国)ペアと対戦。


写真:伊藤美誠(スターツ)と早田ひな(日本生命)/提供:WTT

ゲームカウント3-0で孫穎莎/王曼昱ペアが勝利し、優勝を飾った。

20日見どころ

20日は男女シングルスの決勝戦が行われる。


写真:馬龍(マロン・中国)/提供:WTT

男子シングルス決勝では、馬龍と樊振東が対戦する。樊振東は、東京五輪男子シングルス決勝で馬龍に敗れているため、大舞台でリベンジを果たすことができるか。


写真:陳夢(チェンムン・中国)/提供:WTT

女子シングルス決勝では、陳夢と王曼昱が対戦する。王曼昱は昨年の世界選手権優勝者で、陳夢は東京五輪優勝者。主要大会優勝者同士の頂上決戦は大きな注目が集まる。

WTT(World Table Tennis)とは

WTTとは、ITTF(国際卓球連盟)が新たにスタートさせた、卓球の国際大会の新シリーズのこと。WTTではこれまで開催していたITTFワールドツアーを廃し、新たに「WTTシリーズ」「WTTフィーダーシリーズ」「WTTユースシリーズ」の3つの大会を創設。

そして、最上位の大会である「WTTシリーズ」では、「グランドスマッシュ」を五輪・世界選手権に並ぶ最上級カテゴリーの大会として位置づける。その他に「カップファイナル」、「チャンピオン」、「スターコンテンダー」、「コンテンダー」などのカテゴリー別大会が開催される。


図:WTT概要/作成:ラリーズ編集部

今大会は最上級カテゴリーである「グランドスマッシュ」となる。日本代表からは、男子は張本智和(木下グループ)、戸上隼輔(明治大)、宇田幸矢(明治大)、森薗政崇(BOBSON)が、女子は伊藤美誠(スターツ)、石川佳純(全農)、平野美宇(日本生命)、早田ひな(日本生命)、加藤美優(日本ペイントマレッツ)、佐藤瞳(ミキハウス)が本戦に参戦する。

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写真:石川佳純(全農)/提供:全農

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