篠塚大登、世界2位と元ドイツ代表下して4強入り 及川は日本勢対決制す<卓球・WTTフィーダーフリーモント> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:篠塚大登(愛知工業大)/提供:WTT

大会報道 篠塚大登、世界2位と元ドイツ代表下して4強入り 及川は日本勢対決制す<卓球・WTTフィーダーフリーモント>

2022.05.08

文:ラリーズ編集部

<卓球・WTTフィーダーフリーモント 日程:5月5日~8日 場所:アメリカ・フリーモント>

8日、WTTフィーダーフリーモントは大会3日目を迎え、男子シングルス3回戦と準々決勝が行われた。

篠塚大登、快進撃

男子シングルス3回戦に出場した篠塚大登(愛知工業大)は2019年世界選手権男子シングルス準優勝のマティアス・ファルク(スウェーデン)と対戦。篠塚にとってはかなりの格上選手との対戦となったが、第1、第2ゲームを連取して幸先のいいスタートを切る。


写真:マティアス・ファルク(スウェーデン)/提供:WTT

その後、第3、第5ゲームを奪われはしたものの、第4、第6ゲームを勝ち切ってゲームカウント4-2で勝利。元世界2位のファルクから金星を挙げた。

また、準々決勝で篠塚は元ドイツ代表のベネディクト・デューダと対戦。フルゲームの接戦にもつれ込むが、最終第7ゲームを5-8から巻き返した篠塚がゲームカウント4-3で勝利。ヨーロッパの強豪選手を次々と撃破して、準決勝進出を果たした。


写真:及川瑞基(木下グループ)/提供:WTT

また、ともに3回戦を勝ち上がった横谷晟(愛知工業大)と及川瑞基(木下グループ)は準々決勝で激突。今大会ダブルスも組んでいた二人の戦いは、ゲームカウント4-1で及川に軍配。準決勝に駒を進めた。

なお、男子シングルス準決勝は明日9日に行われる。

男子シングルス3回戦結果

戸上隼輔(明治大)2-4 アルバーロ・ロブレス(スペイン)〇
7-11/9-11/15-13/13-15/11-3/10-12

〇篠塚大登(愛知工業大)4-2 マティアス・ファルク(スウェーデン)
11-9/11-3/7-11/11-7/6-11/11-7

〇横谷晟(愛知工業大)4-2 Enzo ANGLES(フランス)
15-13/7-11/6-11/16-14/11-7/11-7

〇及川瑞基(木下グループ)4-2 コウ・レイ(ウクライナ)
6-11/9-11/11-3/11-9/11-9/11-8

男子シングルス準々決勝結果

〇篠塚大登(愛知工業大)4-3 ベネディクト・デューダ(ドイツ)
9-11/11-8/11-6/5-11/11-9/8-11/11-9

横谷晟(愛知工業大)1-4 及川瑞基(木下グループ)〇
11-3/1-11/9-11/4-11/9-11

男子シングルス準決勝組み合わせ

篠塚大登(愛知工業大)- 荘智淵(チュアンチーユアン・チャイニーズタイペイ)

及川瑞基(木下グループ)-(相手未定)

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写真:及川瑞基(木下グループ)/撮影:田口沙織

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