マニカ・バトラの使用用具・大会成績・プロフィール | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:マニカ・バトラ(インド)/提供:WTT

卓球選手紹介 マニカ・バトラの使用用具・大会成績・プロフィール

2023.04.20

今回は、インドを引っ張る実力派のマニカ・バトラ(インド)を紹介します。プロフィール、使用用具、プレースタイルなどの基本的な情報から、国際大会での戦績についても触れていきます。

マニカ・バトラとは

マニカ・バトラは、幼い時から卓球に囲まれて生きてきた、インドを引っ張る女子選手です。シェークのバック粒という異質型で、変化と強烈な一発をもつのが彼女の卓球の特徴です。2018年のコモンウェルスゲームズでは、女子シングルスと女子団体で優勝、女子ダブルスで準優勝、混合ダブルスで3位とすべての種目で入賞している実力の持ち主です。

それではマニカ・バトラのプロフィールについて詳しく見ていきましょう。

マニカ・バトラのプロフィール

マニカ・バトラは1995年6月15日生まれの27歳(2023年4月時点)で、インド出身です。4歳から卓球を始め、一旦は勉学に励むも、すぐに卓球に専念するようになりました。

インドの州大会の8歳以下の部で勝利すると、数々のスクールからオファーが来ていました。16歳の時には、五輪に3度出場経験のあるピーター・カールソン氏(スウェーデン)が経営する卓球スクールから奨学生としてオファーを受けていましたが、一度却下し勉学に専念していました。しかし、再び卓球へ集中するようになり、インド代表として活躍するようになりました。

16歳の時にチリオープンU21女子シングルスで準優勝を飾ると、一気に急成長を遂げ、2013年にはブラジルオープン女子シングルスでもベスト4と一般でも勝てる実力となりました。2016年には南アジア選手権で、3種目で優勝、女子シングルスでも準優勝と輝かしい実績を残しています。

2021年の東京五輪アジア予選ではカマル・アチャンタ(インド)との混合ダブルスで予選を勝ち抜き、本戦出場の切符を勝ち取りました。

そんなマニカ・バトラですが、TwitterやInstagramなど数々のSNSでオフショットや大会の様子が投稿されています。こちらにも注目です。

マニカ・バトラのSNS

Twitter

Instagram

マニカ・バトラのプレースタイル

マニカ・バトラは右シェーク裏粒の異質攻守型で、バックハンドの粒で相手のボールを浮かせ、フォアハンドやバックハンドを裏ソフトに反転して、ミート打ちで点を取るのが特徴です。

基本的には相手のバック側に粒高で返球して、粒高による変化で相手の打球が甘くなるのを待ちます。相手がループドライブで返してきたときに、バック面を裏ソフトに切り替えてプッシュし、相手のストレートに送ることが得意です。身長が高く手足が長いため、台上技術も得意です。

マニカ・バトラの使用用具

マニカ・バトラは、ラケットはバタフライの『ティモボル ZLC』で、ラバーはフォア面にバタフライの『テナジー05』、バック面にはTIBHARの『Grass D.TecS OX』を使用しているそうです。

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マニカ・バトラの世界ランキング

マニカ・バトラの世界ランキングは40位(2023年4月時点)で、最高ランキングは33位(2023年1月)です。

マニカ・バトラの主な成績

2011年 チリオープン U21女子シングルス準優勝
2013年 ブラジルオープン 女子シングルスベスト4、U21女子シングルス優勝
2015年 コモンウェルス選手権 女子シングルスベスト4
2016年 南アジア選手権 女子シングルス準優勝、女子ダブルス優勝、女子団体優勝、混合ダブルス優勝
2017年 スペインオープン 女子ダブルス準優勝
2018年 コモンウェルスゲームズ 女子シングルス優勝、女子ダブルス準優勝、女子団体優勝、混合ダブルス3位
2019年 カナダオープン 女子ダブルスベスト4

まとめ

数々の功績を積み上げてきた実力の持ち主が、五輪でも入賞することができるのか。今後の彼女の活躍に期待です。

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