カナック・ジャーの使用用具・大会成績・プロフィール | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:カナック・ジャー(アメリカ)/提供:WTT

卓球選手紹介 カナック・ジャーの使用用具・大会成績・プロフィール

2023.04.22

文:ラリーズ編集部

今回は、全米選手権連覇中で急成長を遂げる若き実力派の、カナック・ジャー(アメリカ)を紹介します。プロフィール、使用用具、プレースタイルなどの基本的な情報から、国際大会での戦績についても触れていきます。

カナック・ジャーとは

カナック・ジャーは2016年から4年連続で全米選手権を制覇、同年のリオ五輪にも出場した経歴を持つ実力派で、アメリカ代表を引っ張る選手です。国際大会でも徐々に頭角を現してきています。2014年には史上最年少でのワールドカップ出場を果たしました。

ジュニア時代から抜きんでた才能を評価され2018年頃から世界ランクが急上昇し、世界のトップ選手の仲間入りを果たしています。

カナック・ジャーのプロフィール

カナック・ジャーは2000年6月19日生まれの23歳(2023年4月時点)で、アメリカのカリフォルニア州出身です。現在はドイツ・ブンデスリーガにオクセンハウゼンの一員として参戦しています。

また、アメリカ代表としても国際大会に出場しています。特に、年に数回行われるパンアメリカンでは何度も優勝を経験しているほか、2017年にはジュニアサーキットファイナルで優勝を飾るなどジュニア時代から世界で戦える資質を持っていました。

自身のInstagramにも練習風景や大会での写真が多く、卓球に夢中な様子がうかがえます。

カナック・ジャーのSNS

Instagram

カナック・ジャーのプレースタイル

カナック・ジャーの戦型は右シェーク裏裏の攻撃型で、回り込みからのバックハンドチキータやフォアハンドドライブが特徴です。また、軽快なフットワークを活かして後陣からも反撃を食らわせることができる選手です。

技術の引き出しが多い選手は、試合で負けづらい選手ともいえます。ある技術を読まれても別の技術で対応することができるため、相手の戦術の幅を狭めることができます。トップ選手のほとんどが1つの技術にこだわることなく、様々な技術を1つの試合で駆使していくことができます。

また、カナック・ジャーには苦手とする技術がなく全てをそつなくこなすことができ、凡ミスが少ない選手です。それに加えて、身体能力の高さから守備の範囲も広く、前後の動きにも対応できるのが彼の強みです。

カナック・ジャーの使用用具

カナック・ジャーはバタフライの契約選手で、ラケットがバタフライの『ティモボルALC』、ラバーはフォア面にバタフライの『ディグニクス05』、バック面にバタフライの『テナジー19』を使用しています。

>>【卓球】ティモボルシリーズを徹底レビュー! バタフライの大人気ラケットの性能を比較
>>【卓球】ディグニクス05の性能を徹底レビュー 寿命やテナジーとの比較も
>>【卓球】テナジー19の性能を徹底レビュー 世界が愛する大人気ラバーシリーズの最新作

カナック・ジャーの世界ランキング

カナック・ジャーの世界ランキングは38位(2023年4月時点)で、最高ランキングは19位(2023年1月)です。2018年から急成長を遂げ、200位台から一気に2桁ランクへと上がりました。

カナック・ジャーの主な成績

2016年 全米選手権 男子シングルス:優勝
2016年 パンアメリカンジュニア選手権 U18男子シングルス:優勝
USオープン U18男子シングルス:優勝
2017年 全米選手権 男子シングルス:優勝
ジュニアサーキットファイナル U18男子シングルス:優勝
2018年 全米選手権 男子シングルス:優勝
ユースオリンピック 男子シングルス:銅メダル
パンアメリカン選手権 男子シングルス:金メダル
2019年 全米選手権 男子シングルス:優勝
パンアメリカンカップ 男子シングルス:準優勝
2021年 世界選手権ヒューストン大会 男子シングルス:ベスト8
2022年 パンアメリカン選手権 男子シングルス:銀メダル

まとめ

アメリカで着々と世界のトップへの階段を上る彼が、国際大会でどんな功績を残すのか。今後の彼の活躍に目が離せません。

>>カナック・ジャーの関連記事はこちら