写真:長﨑美柚/撮影:ラリーズ編集部
卓球選手紹介 長﨑美柚の使用用具・大会成績・プロフィール
2021.04.02
2019年に開催されたITTFチャレンジスロベニアオープンでU21女子シングルスと女子ダブルスでの優勝や同年のライオン卓球ジャパンオープンでは大金星をあげるなどの大活躍を見せている長﨑美柚を紹介します。プロフィール、プレースタイル、使用用具などの基本的な情報から世界ランキングを上げる要因にもなっている国際大会での戦績についても触れます。
国内だけでなく、世界で活躍し、次世代のエースとして期待が高まる長﨑美柚。今回は、そんな長﨑美柚のプロフィールを見ていきましょう。
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このページの目次
長﨑美柚とは?
長﨑美柚は2019年6月に開催されたライオン卓球ジャパンオープン萩村杯で、元世界ランキング1位の朱雨玲(当時世界ランキング4位)に高校生ながら勝利するという大金星をあげたことで話題になりました。
他にも数々の大会で好成績を残している長﨑美柚のプロフィールを見ていきましょう。
プロフィール
写真:長﨑美柚(写真左)・木村香純(木下アビエル神奈川)/撮影:ラリーズ編集部
長﨑美柚は2002年6月15日生まれの18歳(2021年4月時点)です。神奈川県海老名市出身で、祖父が神奈川大学の卓球部監督だった事もあり、5歳の時に「岸田クラブ」に入会し、卓球を始めました。幼少期から好成績を残し、全日本選手権バンビ・カブ・ホープスの部で3冠を果たしました。
中学校は稲付中学校に進学すると同時にJOCエリートアカデミーに入校すると、中学2年生の時に全国中学校卓球大会で女子シングルスで優勝、全日本選手権ジュニア女子シングルスでは準優勝、中学3年生になっても、全国中学校卓球大会の女子シングルスでは準優勝、全日本選手権のジュニア女子シングルスで高校生がいるなかでの優勝など注目を浴び、将来への期待が高まりました。
写真:長﨑美柚/撮影:ラリーズ編集部
高校は大原学園高等学校に進学し、引き続きJOCエリートアカデミーにも在籍しました。高校生になると、国際大会でも活躍することも多くなり、ITTFワールドツアーのU21の部でベスト4、ITTFチャレンジシリーズでは優勝するなどの活躍を見せています
また、2019年のITTFワールドツアーグランドファイナルでは、木原美悠と組んだ女子ダブルスで中国ペアを下し、優勝を果たすなど、今勢いに乗る若手選手の1人です。
写真:長﨑美柚(左)・木原美悠/撮影:ラリーズ編集部
Tリーグに参戦するために、3シーズン木下アビエル神奈川に所属していました。2020-2021シーズンはシングルス9勝6敗、ダブルス14勝5敗と好成績を収め、チームのシーズン首位に貢献。ベストペア賞を受賞しました。
写真:浜本由惟/長﨑美柚/撮影:ラリーズ編集部
高校卒業後、2021年4月からは日本生命に所属し、日本生命レッドエルフの一員としてTリーグにも参戦することが発表されています。
自身のTwitterでも、チームの和気あいあいとした雰囲気を感じさせる投稿をしています。こちらにも注目です!
長﨑美柚のTwitterはこちら!
猪突猛進🤣🐷🐷💪🏻 pic.twitter.com/eEW6gYrQFo
— 長崎 美柚 Nagasaki Miyuu (@nagasaki_miyuu) December 12, 2020
プレースタイル
長﨑美柚の戦型は左シェーク裏裏ドライブ型で、160cmの恵まれた体格と強いフィジカル、長いリーチを活かした両ハンドドライブが武器。チキータの技術も高く、ボールにも威力があり、高い攻撃力を備えたオールラウンダーとして将来を期待されています。
使用用具
長﨑美柚のラケットはバタフライのインナーファイバー5枚合板とアリレートカーボン搭載の「インナーフォースレイヤーALC」、ラバーは両面に「テナジー05」を使用しているようです。
世界ランキング
長﨑美柚の世界ランキングは2016年2月時点で241位だったものの、国際大会で好成績を残すようになると、徐々にランキングを上げ、2018年9月に自己最高位である34位になりました。2021年4月時点では世界ランキングは56位となっています。
国内大会での主な戦績
2012年 | 全日本選手権 | カブ女子シングルス優勝 |
2013年 | 全日本選手権 | ホープス女子シングルス準優勝 |
2014年 | 全日本選手権 | カデット13歳以下女子シングルス準優勝 |
2016年 | 全日本選手権 | カデット14歳以下女子シングルス優勝 |
2017年 | 全日本選手権 | ジュニア女子シングルス準優勝 |
2018年 | 全日本選手権 | ジュニア女子シングルス優勝 |
2019年 | 全日本選手権 | 混合ダブルス準優勝(張本智和ペア)、ジュニア女子シングルスベスト4 |
2020年 | 全日本選手権 | 女子ダブルスベスト4 |
国際大会での主な戦績
2016年 | チェコジュニア&カデットオープン | U15女子シングルス優勝 |
フランスジュニア&カデットオープン | U15女子シングルス優勝 | |
スペインジュニア&カデットオープン | U18女子シングルス優勝、U15女子シングルス優勝 | |
香港ジュニア&カデットオープン | U15女子シングルス優勝 | |
2017年 | チェコジュニア&カデットオープン | U18女子シングルス準優勝 |
香港ジュニア&カデットオープン | U18女子シングルス準優勝 | |
2018年 | スロベニアオープン | 女子ダブルス準優勝、U21女子シングルス準優勝 |
2019年 | アジアジュニア&カデット選手権 | U18女子シングルス優勝 |
世界ジュニア選手権 | U18女子シングルス優勝 | |
スロベニアオープン | 女子ダブルス優勝、U21女子シングルス優勝 | |
ドイツオープン | 女子ダブルス準優勝 | |
オーストリアオープン | 女子ダブルス優勝 | |
クロアチアオープン | 女子ダブルス優勝 | |
グランドファイナル | 女子ダブルス優勝 | |
2020年 | カタールオープン | 女子ダブルス準優勝 |
まとめ
幼少期からトップを走り続け、一般の部への参加という1つ上のステージに移っても、活躍し続けている長﨑美柚。そんな彼女のこれからの活躍が楽しみでなりません。