黄鎮廷(ウォンチュンティン)の用具・大会成績・プロフィール | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:黄鎮廷(チャイニーズタイペイ)/提供:ittfworld

卓球選手紹介 黄鎮廷(ウォンチュンティン)の用具・大会成績・プロフィール

2020.03.03 文:ラリーズ編集部

長きに渡って香港の卓球界を支えてきたペンホルダーの黄鎮廷。今回はそんな黄鎮廷のプロフィール、使用用具、プレースタイルなどの基本的な情報から、国際大会での戦績についても詳しく紹介します。

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黄鎮廷とは

黄鎮廷は、香港の中心選手として活躍する中国式ペンホルダーの選手です。シングルスだけでなく、男子ダブルスや混合ダブルスでも好成績を残している万能型の選手です。

プロフィール

黄鎮廷は1991年9月7日生まれの28歳(2020年2月時点)。9歳で本格的に卓球を始め、2010年に香港ナショナルチームに選ばれます。そこで当時、香港の絶対的エースだった唐鵬と出会い、技術面だけでなく精神的な面でもアドバイスを受けながら練習に励んでいました。

その後、2014年の2月のカタールオープンやクウェートオープンでの活躍もあって世界ランキングを112位から42位まで上げ一気に注目を集めます。その後は、2016年のワールドカップでシングルス3位や2018年のグランドファイナルで優勝するなど様々な種目で結果を残してきています。

また、Tリーグにも出場しており、T.T彩たまの一員として2シーズンに渡って活躍しています。

2018-2019シーズンでは、個人成績としては、男子シングルスでは17試合に出場しチームとしては、鄭栄植(韓国)に次ぐの9勝を挙げています。またダブルスでは、13試合に出場し、全チームで3位となる7勝を挙げています。

2019-2020シーズンでは、個人成績としては、男子シングルスでは4試合に出場し1勝を挙げています。また、ダブルスにでは、8試合に出場し、全チームで4位となる6勝しており勝利に大きく貢献しています。

プレースタイル

陳建安は中国式ペンを使うドライブ主戦型の右利きの選手です。しかし、他のペンホルダーの選手とは異なって、バック側にきたボールはあまり回り込んで攻めずに裏面打法で対応するなど特徴のあるプレーをしています。

プレースタイルとしては基本的にフォアハンドを中心にするのではなく両ハンドで戦術を組み立てている印象があります。

右利きの選手との対戦では基本的にバック対バックのラリーになることが多く、裏面で返球する際、ラケットのヘッドを下げる事でボールの上側ではなく横側をとらえやすいため、上回転ではなく横回転がかかりやすいため相手のミスを誘うことができます。裏面打法だけでなく、時にはフットワーク生かしたフォアハンドで攻め込む場面もあり、戦術の幅が広い選手といえるでしょう。

レシーブではストップやチキータなど様々なレシーブを得意としています。チキータではボールの横側をとらえることで横回転や横下回転をかける事でミスを誘い、次の攻撃に繋げています。

また、フォア側のレシーブでは、ストップだけなく回り込んでチキータで積極的に攻めるなど思い切りの良さも見られます。そして、相手のストップに対しては回転をあまりかけずに押し込む事でナックル気味のフリックをすることが多いです。このようにレシーブや台上技術が多彩であることがシングルスだけでなくダブルスでも結果を残している要因の一つになっています。

使用用具

黄鎮廷の使用ラケットはバタフライの特注ラケットで、ラバーはフォア面に「テナジー05ハード」、バック面に「テナジー05ハード」を使用しているようです。

世界ランキング

黄鎮廷の世界ランキングの推移は2014年2月までは100位台でしたが翌月には世界ランキングを一気に68位上げ44位となり、その後は50位以上をキープしています。2020年2月時点での世界ランキングは19位で、世界ランキング最高位は2018年3月の6位となっています。

国際大会の主な戦績

 

2016年 アジアカップ 男子シングルス3位
2016年 ワールドカップ 男子シングルス3位
2017年 グランドファイナル 男子ダブルス準優勝
2018年 グランドファイナル 混合ダブルス優勝
グランドファイナル 男子ダブルス準優勝

まとめ

数少ないペンホルダーの使い手として世界で闘う黄鎮廷。裏面打法を生かした戦術と多彩な技術で多くの選手の前に立ちふさがっています。

TリーグでもT.T彩たまの一員として2シーズンにわたって活躍しており、今後の活躍が楽しみな選手です。また、東京五輪ではシングルスだけでなく団体戦や混合ダブルスもあり、黄鎮廷は様々な種目で結果を残しているので活躍が期待できます。

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