【卓球】ラザンターC53の性能/重さを徹底分析! andro(アンドロ)挑戦の微粘着×テンションの融合ラバー | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

卓球用具紹介 [PR] 【卓球】ラザンターC53の性能/重さを徹底分析! andro(アンドロ)挑戦の微粘着×テンションの融合ラバー

2022.09.08

andro(アンドロ)が大ヒット作として売り出し、今もなお幅広い層のプレーヤーを虜にしているのが「ラザンター」シリーズです。そんな大人気シリーズから新たなジャンルのラバーが登場しました。それが、『ラザンターC53』です。

今回は、『ラザンターC53』を徹底レビューし、微粘着とスピン系テンションを掛け合わせたラバーの性能はどのようなものか、どのような選手に適しているのかを見ていきましょう。

『ラザンターC53』とは?

『ラザンターC53』は、2022年6月にAndro(アンドロ)から発売された微粘着テンションラバーです。Andro(アンドロ)は2016年までに展開していた「ラザント」シリーズをすべて廃盤にして、2017年から新たな裏ソフトテンションラバー「ラザンター」シリーズを展開してきました。

37度から50度まで様々な硬度のシリーズを展開してきた「ラザンター」シリーズには、2019年から新たに「エナジーセル」を搭載した『ラザンターR53』や『ラザンターR48』、『ラザンターR45』を発売して、より多くの卓球ファンに愛されるシリーズとなりました。

次にAndro(アンドロ)は、ブロックやカウンターなどに特化したシリーズを展開しようと、カウンターの「C」をつけた『ラザンターC53』を発売しました。同時期に『ラザンターC48』も発売されています。


写真:カマル・アチャンタ(インド)/提供:WTT

カマル・アチャンタ(インド)らも使用する、『ラザンターC53』の特徴について詳しくレビューしていきましょう。

>>ラザンターシリーズ試打レビュー記事はこちら!

『ラザンターC53』の特徴

特徴①:新開発の粒形状で接触時間増

『ラザンターC53』の特徴1つ目は、新開発の粒形状で接触時間増です。

『ラザンターC53』には、新開発のトップシートが採用されています。「カウンタースピンダンパー」と呼ばれる新たな粒形状では、ボールとの接触時間が長くなることでより強烈なカウンターを放つことができるようになりました。

特徴②:「エナジーセル」は健在

『ラザンターC53』の特徴2つ目は、「エナジーセル」は健在です。

『ラザンターR53』から搭載され始めた、安定と威力の共存を実現した新技術「エナジーセル」を『ラザンターC53』にも搭載しました。これによって、硬いラバーでありながら柔らかい打球感と安定した弧線、そして反発から生まれる威力を実現することに成功しました。

特徴③:微粘着性のトップシート

『ラザンターC53』の特徴3つ目は、微粘着性のトップシートです。

『ラザンターC53』のトップシートは、やや粘着を帯びています。これによって、台上では硬さと相まってストップやフリックが操作しやすくなったり、対下回転打ちでも楽に持ち上げることが可能となりました。

>>【卓球】ラザンターR48の性能/寿命/重さを徹底レビュー Androの高性能裏ソフトラバー

『ラザンターC48』の重さ/厚さ/硬さ

重さ

『ラザンターC53』の重さは、ULTRA MAX(ウルトラマックス/2.3mm)をラケットに貼る状態で52g前後です。『ラザンターR48』では49g前後であることから、スピン系テンションラバーの中では重めの部類に入ります。

厚さ

『ラザンターC53』は、2.0mmとULTRA MAX(ウルトラマックス/2.3mm)の2種類の厚さが展開されています。このULTRA MAX(ウルトラマックス/2.3mm)はトップシートを薄くする代わりにスポンジを規定ギリギリまで厚くして高反発高威力のラバーに仕上げています。。

硬さ

『ラザンターC53』の硬度は53度です。しかし、「エナジーセル」搭載によって硬度よりも柔らかく感じる使用者が多く、53度では硬めと感じる選手でも難なく使えるラバーです。

>>卓球・ラザンターR45を徹底解説!andro大人気ラバーに新たな硬度が仲間入り

『ラザンターC53』に向いているプレーヤー

ではどのような選手に『ラザンターC53』が適しているのかを見ていきましょう。

プレーヤー①:台上から先手を取りたい選手

『ラザンターC53』に向いているプレーヤー1人目は、台上から先手を取りたい選手です。

『ラザンターC53』は、トップシートが微粘着の為、他の「ラザンター」シリーズよりも台上が止まりやすくなっています。ストップを駆使する選手はもちろんの事、フリックやチキータを多用する選手も安定して打つことができ、台上から先手を取れるようになります。

プレイヤー②:ラザンターのスピードに弧線が欲しい選手

『ラザンターC53』に向いているプレーヤー2人目は、ラザンターのスピードに弧線が欲しい選手です。

『ラザンターC53』は、「エナジーセル」を搭載しているためこれまでの「ラザンター」シリーズと同様にスピードの出やすいラバーとなっています。しかしながら、トップシートによってボールも上がりやすくなっているため、弧線を描きながら安定して高威力を放ちたい選手に適しています。

プレイヤー③:硬めのラバーが好きな選手

『ラザンターC53』に向いているプレーヤー3人目は、硬めのラバーが好きな選手です。

『ラザンターC53』は硬度が53度です。「エナジーセル」で柔らかく感じる面がありつつも、硬めを好む選手に適しているラバーです。普段から粘着性ラバーを使用する選手や『ラザンターR53』のような硬いスピン系テンションラバーを使用する選手には、『ラザンターC53』は性能を発揮します。

>>【卓球】ラザンターC48を徹底レビュー! andro(アンドロ)が目指したのは「C」に強い裏ソフトラバー

まとめ

いかがでしたでしょうか。カウンターに着目したandro(アンドロ)が作り上げた『ラザンターC53』を一度試してみて、カウンターの入る快感とラリー力の高さに釘付けになってみませんか。

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