文：ラリーズ編集部
今回は、日本の卓球メーカーであるヤサカから販売されている「エクスファイバー」シリーズをご紹介します。「エクスファイバー」シリーズを徹底分析し、各ラケットの性能はどのようなものか、どのような選手に適しているのかを見ていきましょう。
このページの目次
「エクスファイバー」シリーズとは？
「エクスファイバー」シリーズは、ヤサカから発売されている攻撃用ラケットシリーズです。
「エクスファイバー」シリーズは、それぞれ異なる特殊素材が採用されており、共通点として十分な反発力がありつつ安定感が得られることが特徴です。また、木材5枚＋特殊素材2枚の7枚ラケットになっています。
「エクスファイバー」シリーズは2024年11月現在、『エクスファイバーGS』、『エクスファイバーFX』、『エクスファイバーUP』の3製品が展開されています。それでは、各製品の特長を見ていきましょう。
高い攻撃力とコントロール性能！『エクスファイバーGS』
『エクスファイバーGS』は、特殊素材としてカーボンよりも柔軟性に優れたグラスファイバーを採用しています。グラスファイバーにより、硬くなりすきず、特殊素材ラケットにもかかわらず、ややハードな木材ラケットの様な打球感で高い反発力を持ちます。それゆえに、弾きの良さと強弱のコントロールを両立しており、攻守で自分のイメージ通りの打球が出来るラケットです。
また、ラケットの板厚は「6.2mm」で重量は「87g±」となっています。
柔軟な球持ちと安定感！『エクスファイバーFX』
『エクスファイバーFX』は、特殊素材として新素材であるフラックスファイバーを採用しています。フラックスファイバーは100％天然由来ながらもグラスファイバーより強く、カーボンより軽い、そして非常に高い衝撃吸収性を持つという特徴があります。この特徴により、十分な反発力と球持ちの良さを両立しています。この2つの特徴の両立が、抜群の回転のかけやすさと安定性を実現しています。
また、ラケットの板厚は「5.9mm」で重量は「82g±」となっており、「エクスファイバー」シリーズの中では最も軽いラケットです。
弧線が高い安定したドライブ！『エクスファイバーUP』
『エクスファイバーUP』は、特殊素材として超高分子量ポリエチレン（UHMWPE）ファイバーを採用しています。超高分子量ポリエチレン（UHMWPE）ファイバーは、軽量かつ非常に高い耐衝撃性を持つという特徴があります。この特徴により、非常に高い反発力を持ちます。また、特殊素材の軽さのおかげでしなやかな打球感を実現しており、しっかりとボールを掴んで、弧線が高く安定したドライブが打ちやすいラケットになっています。
また、ラケットの板厚は「6.2mm」で重量は「87g±」となっています。
まとめ：「エクスファイバー」シリーズで理想の卓球を目指そう
「エクスファイバー」シリーズは、以下のようにまとめることができます。
・高い攻撃力とコントロール性能を求めるなら、『エクスファイバーGS』
・ソフトなフィーリングで抜群の安定性を求めるなら、『エクスファイバーFX』
・高い弾道のドライブを生み出す安定性を求めるなら、『エクスファイバーUP』
少しでも興味がある方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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