文:ラリーズ編集部
卓球人のこだわりグッズを紹介する「俺の卓球ギア」。
第57回となる今回は、トップおとめピンポンズ名古屋からTリーグに参戦し、四天王寺高校時にはインターハイで優勝するなど同世代のトップを走り続けている梅村優香(中央大学)の卓球ギアを紹介する。
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梅村優香の卓球ギア
戦型
左シェーク裏表
ラケット
剛力(FL・ニッタク)
ラバー
フォア:ファスターク G-1(厚・ニッタク)
バック:ピンプルスライド(中・ニッタク)
ユニフォーム
中央大学のユニフォーム
こだわりのもの
ネーム入りタオル
※ギアは2020年2月時点のもの
ラリーズ編集部のコメント
写真:梅村優香(中央大)/撮影:ラリーズ編集部
現在インターハイ7連覇中の名門・四天王寺高校を卒業後、中央大学に在籍しながらトップおとめピンポンズ名古屋からTリーグに参戦した梅村優香。
梅村はこれまでに平成29年度インターハイ団体・シングルス優勝、平成29年度全日本選手権女子ダブルス2位、平成30年度全日本選手権女子シングルスベスト16(9位)、2020年全日本選手権女子ダブルス3位といった輝かしい成績を残している。
写真:梅村優香(中央大学)/撮影:ラリーズ編集部
梅村の使用用具は、剛力(FL)にフォア:ファスタークG-1(厚)、バック:ピンプルスライド(中)。梅村が使用している剛力というラケットは、異質型の選手向けに開発された珍しいラケットである。
「中学生の時、先輩の阿部愛莉さん(デンソー)が使っていたのがきっかけで薦められ、今も使用しています。結構ラケット自体重いんですが、重いボールが出せたりスマッシュがしやすくて、私にすごく合ってると思ったのでこのラケットにしました」。
阿部も異質ラバーを使用する選手であり、先輩の用具をきっかけに梅村も自身に合う用具を見つけた。
写真:梅村優香/撮影:佐藤主祥
中学入学当初は両面とも裏ソフトラバーを使用していたが、顧問のすすめで表ソフトラバーに変更した。147cmと小柄な梅村は、パワーではなく変化で点を取る卓球を目指した。
「バック面は変化系の表ソフトラバーを使用しています。自分も結構使いやすく、変化もすごく出ます。フォアのラバーは、ドライブよりもスマッシュがとてもしやすいラバーです。私はパワーがないので、スマッシュを重視で考えています」。
フォアのラバーの厚さが厚なのも、スマッシュなどの弾く系の技術がやりやすいからだそうだ。
こだわりの愛用品はネーム入りのタオルを上げた。「中高生の時に指導して下さっていた森田亜衣さん(旧姓:藤沼)からもらったネーム入りのタオルです。中学生の時に貰ったタオルなんですが、今も大事に使っています」とコメントしてくれた。
写真:梅村優香(左)/森田彩音(トップおとめピンポンズ名古屋)/提供:©T.LEAGUE
「趣味は(森田)彩音さんと結構似ています。一人で買い物するか家で寝てます。特に休みの時はずっと寝てます(笑)」という一面も見せた梅村。最後に「中大の団体で優勝できてないので、団体で、特にインカレは優勝したいです」と力強く決意を語った梅村の活躍に注目だ。