卓球用具紹介 [PR] 【卓球】グラディアス ARの性能を徹底レビュー ブルーがキーカラーの王道アウターラケット
2025.06.02
文:ラリーズ編集部
“「三種の武器」を解き放ち、次なる勝利を掴み取れ” というコンセプトで2024年12月にVICTASから販売されたDYNA SHELL(アウター)シリーズ「グラディアス」。今回は「グラディアス」シリーズの中でも『グラディアス AR』の特徴や性能、どのような選手に適しているのか詳しく見ていきましょう。
このページの目次
グラディアスシリーズとは?
「グラディアス」シリーズは、2024年12月から日本の卓球メーカーである「VICTAS」から発売されている中国製のラケットです。このシリーズには5枚合板の上板と添芯の間に特殊素材を挟み込み、特殊素材の特性を存分に発揮させることのできるブレード構造である「DYNA SHELL(Dynamic Shell Effect)」という技術が搭載されています。
それぞれ特徴と強みの異なる特殊素材が挟み込まれており、柔軟性に富んだ「アラミド繊維」と反発力の強いカーボンを交織させた「ARカーボン」をアウターに搭載したパワー重視の『グラディアス AR』、「ARカーボン」よりも高強度の「ハイブリッドARカーボン」をアウターに搭載したスピード重視の『グラディアス HA』、通常のカーボンよりも薄く、軽量な「EXカーボン」を搭載したバランス重視の『グラディアス EX』の3種類が発売されています。
『グラディアス AR』の構成は木材5枚+ARカーボン2枚となっており、ラケットサイズは157×150mmで、ラケット厚は6.0mm、グリップはFL(フレア)が100×25mm、ST(ストレート)が100×23mmとなっており、平均重量は85gとなっています。
『グラディアス AR』の特徴
ここからは『グラディアス AR』の特徴を詳しく見ていきましょう。
特徴①:パワーと球持ちの両立
『グラディアス AR』の特徴1つ目は、パワーと球持ちの両立です。
『グラディアス AR』は「グラディアス」シリーズで一番の威力を持ちながら、ARカーボンの柔軟性によって球持ちも良好です。前・中陣でのドライブプレーで、威力と回転を両立した打球が可能になります。
特徴②:ARカーボンによる高性能な打球感
『グラディアス AR』の特徴2つ目は、ARカーボンによる高性能な打球感です。
『グラディアス AR』は柔軟なアラミド繊維と強反発のカーボンを交織した「ARカーボン」により、弾みとフィーリングのバランスが非常に良い。打球感に優れ、ドライブの安定性が高い。
特徴③:安定感
『グラディアス AR』の特徴3つ目は、安定感です。
『グラディアス AR』は打球感として跳ねすぎないため、安定性を求めるプレーヤーにとっても扱いやすいラケットです。攻守のあらゆる技術において幅広く対応できる。
『グラディアス AR』に向いているプレイヤー
ここからは『グラディアス AR』に向いているプレイヤーを詳しく見ていきましょう。
プレイヤー①:前・中陣でのドライブを多用する選手
『グラディアス AR』に向いているプレイヤーの1人目は、前・中陣でのドライブを多用する選手です。
『グラディアス AR』は柔軟性と威力を兼ね備えたARカーボンにより、安定した回転量と鋭いボールを打ち込めます。前・中陣でのドライブの質と安定感を両立させたい選手に最適なラケットです。
プレイヤー②:両ハンドドライブ型の選手
『グラディアス AR』に向いているプレイヤーの2人目は、両ハンドドライブ型の選手です。
『グラディアス AR』はラケット自体のバランスが良く、バックハンドでもしっかりと威力を出せます。『V>20 ダブルエキストラ』のような扱いやすいラバーとの組み合わせで、攻守のバランスが向上するのでお勧めです。
プレイヤー③:粘着ラバーを使用する選手
『グラディアス AR』に向いているプレイヤーの3人目は、粘着ラバーを使用する選手です。
球持ちの良さもある『グラディアス AR』に粘着ラバーを組み合わせることによってラバーの高い回転性能がさらに生かされ、特殊素材によってスピードもプラスされます。前・中陣での本格派ドライブにピッタリのマッチングとなっていて、微粘着トップシートの『V>15 スティッキー』などと組み合わせるのがおすすめです。
まとめ:『グラディアス AR』で勝てる卓球を実現しよう
『グラディアス AR』は前中陣での王道ドライブ主戦型にはぴったりなラケットです。是非一度試してみると良いでしょう。