卓球用具紹介 ハイブリッドK1Jの魅力徹底レビュー 重さや寿命も<卓球ラバー>
2019.07.31
文:ラリーズ編集部
TIBHARはドイツのトップブランドであり、高品質な卓球用具をたくさん発売しています。
プレイヤーの信頼も厚いTIBHARから発売されている「ハイブリッドK1J」は果たしてどのような特徴と性能があるのでしょうか。
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このページの目次
ハイブリッドK1Jの最大の特徴
とても優れた弾力とコントロール性を最適に兼ね備えたTIBHAR史上最高硬度の先進的スポンジを組合せたハイブリッド設計になっています。
粘着性のトップシートが強烈なスピンを生み出し、カタパルト効果の高いハードで荒い発泡スポンジがハイスピードで打球を飛ばします。プラスチックボールにも高い効果を発揮し、回転量の多いドライブやサービス、レシーブなど多くの場面で活躍します。
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ハイブリッドK1Jの性能・打ち心地
スポンジの硬度が52.5とかなり硬めではありますが、トップシートが柔らかめであるため打球感はちょうど良くなっています。
ハイブリッドK1Jは特徴として、カウンターの収まりがよく台に深く入ったり、回転量の多いループドライブが行いやすいです。また、台上の安定感もあり、とてもバランスの良く、安定したプレーができます。
注意点は、粘着ラバーとしてはかなり弾む方であるため、慣れるまでオーバ-ミスをしやすいです。スピードドライブをする場合は、ボールのかなり上を捉えて打球しないと安定しないので、練習が必要になります。
一般的な粘着系ラバーよりはテンション系ラバーに近いので、初めて粘着系ラバーを使う方はかなり扱いやすいでしょう。
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ハイブリッドK1Jの重さ
約53gです。粘着系ラバーの平均的な重さです。ただ、粘着系ラバーは重めなので、特に女子選手で粘着系ラバーが初めての方は慣れが必要になります。しかし、かなり相手へ取りづらいボールを送ることができるので、試してみてはいかがでしょうか。
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ハイブリッドK1Jにピッタリのラケット
普通の粘着ラバーで放たれたボールよりもよく弾み、弧線を描きます。ただ、テンションラバーによって放たれたボールの弾みと比べると、ハイブリッドK1Jによる弾みは少し物足りなく感じる方もいるかもしれません。ボールをよく弾ませる性能を持ち板薄の5枚合板ラケットと組み合わせることで、その短所を補うことができます。
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ハイブリッドK1Jの値段と寿命
ハイブリッドK1Jは2019年10月現在、TIBHAR で5,800 円(税別)で販売されています。ラバーの特徴として、一般的なテンション系ラバーより寿命が長い傾向があります。
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安定的で精密機械のようなプレー
ハイブリッドK1Jは、粘着性裏ソフトラバーです。このラバーを使用して、カウンターを行うと特に安定性が増します。カウンターのように、相手の力を借りて攻撃を仕掛けるプレーも抜群な効果を発揮しますが、ミートもスピードが速く台の奥に入り、台上も安定性があるので、レシーブから攻撃でき先手をとれます。
このハイブリッドK1Jを使いこなして、試合での勝利を目指しましょう。
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