モリストSPのスピードとナックルで勝利を掴め!納得の表ソフトラバー | 卓球専門WEBメディア「Rallys(ラリーズ)」
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2019.01.01

モリストSPのスピードとナックルで勝利を掴め!納得の表ソフトラバー

写真:モリストSP

ニッタク社のラバー「モリストSP」は、テンション系表ソフトです。2018・2019年全日本選手権3冠の伊藤美誠選手も使用しています。(2019年1月現在)。ロングセラーであるこの「モリストSP」には、どのような特徴や性能があり、どのような選手に適しているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

モリストSPとは?

伊藤美誠
写真:伊藤美誠(スターツSC) 撮影:ittfworld

モリストSPとは、ニッタク社が開発したラバーの一つです。ドイツ製で、テンション系表ソフトラバーに分類されます。ニッタク社基準で、スピード12.50、スピン7.50、スポンジ硬度は30.0(ドイツ硬度40.0)というスペックです。

すでにロングセラーとなっているラバーで、ニッタク公式サイトでは「超多才な表ソフト」と謳われています。直線弾道のスピードボールと共に、自然な変化のナックルボールが出易いラバーです。

また2018年10月には「モリストSP AX」というラバーもニッタク社から発売しており、こちらはスピード13.00、スピンは8.50、スポンジ硬度は30.0(ドイツ硬度40.0)とスピードとスピンが少しモリストSPより上回っています。こちらは「噛みつく表ソフト」というフレーズで回転力重視のラバーとなっています。その分ナックルボールは発生しづらいと言えるでしょう。

モリストSPの特徴

モリストSPには具体的にどのような特徴があるのか詳しく見ていきましょう。

●直線弾道で“シャープ球質”のスピードボールを生み出す
モリストSPは、表ソフトラバーの特徴でもある、初速のスピードに長けているラバーです。表ソフトラバーは表面に粒が出ているため、球離れが速く、スピードが出やすいのが特徴です。そのため、速いラリーで勝負するタイプのプレーヤーに向いています。反対に、裏ソフトは表面が平らなので摩擦力が大きく、回転をかけやすいという特徴があります。表ソフトは、裏ソフトと比べて回転量が少ないものの、相手の回転の影響も受けにくいというメリットがあります。モリストSPはテンションスポンジを採用している事から、他の表ソフトラバーに比べよりスピード性能に優れています。

●自然な変化のナックルボール
回転力重視の表ソフトラバー(モリストSP AX等)に比べ、粒と粒の隙間を多く取り粒自体も若干小粒である事から、ナックルボールが発生し易くなっています。しかし変化重視の表ソフトラバーよりは粒が大きく間隔も狭い事から、回転性能も備えています。筆者個人的にはここがモリストSPの最大の特徴だと考えています。詳しくは次項で記述します。

●スピード・ナックル・回転のバランス
前述してきた様にモリストSPはスピードとナックルの出易さが特徴のラバーですが、回転性能も十二分に備えています。これはニッタク総合カタログの硬式ラバー性能数値表や伊藤美誠選手のプレーからも見て取れます。基本的に回転力重視の表ソフトはナックルが出づらく、対して変化重視の表ソフトは回転か掛かりづらいですが、モリストSPは絶妙な粒形状、配置から両方の特性を持っています。
※一般的に回転系表ソフトは粒が大きく台形で粒同士の間隔が狭く、変化系表ソフトは粒が小さく細形で間隔が広い設計となっている。スピード系表ソフトはこの中間にあたる。軟らかめのテンションスポンジと上記のトップシートを組み合わせる事により、ボールを長く持てば回転が掛かり、早く離せばナックルボールが飛び出すといった特徴がニッタクが謳っている「超多才な表ソフト」にあたるのではと筆者は考えています。

モリストSPの実力を口コミ・レビューからチェック

モリストSPの試打を行った人たちの口コミやレビューを見てみると、トータルバランスに優れているといったレビューが多く見られます。その他では回転力重視の表ソフトラバーに比べると直線弾道になるとのレビューもあります。

一方で意見が分かれていたのは「裏ソフトからの転向プレーヤーに勧めるか」という点です。表ソフトに慣れていないとモリストSPの性能を引き出せない、もっと回転が掛かるラバーの方が良いのでは。といった意見もありました。

モリストSPに向いているプレーヤー

●表ソフトにトータルバランスを求めるプレーヤー
使用者のレビューでもトータルバランスの良さに評価が集まっています。そのオールラウンド性から、自身の特徴をよく理解した中級プレーヤー以上に向いていると考えられます。プレーの幅が広がるということから、初級から中級に上がったときに使うということも一つの方法です。

フォア面よりバック面での使用がオススメ
回転が掛かり易いとはいえ、裏ソフトラバーや回転力重視の表ソフトラバーに比べると直線弾道になり、回転性能も劣ります。よって打球点が下がり易いフォア面より、身体の正面で捉えるバック面で使用した方がより安定したプレーが可能になるでしょう。勿論フォア面でも使用出来ますが、その際は打球点を下げないプレーを心掛けましょう。

まとめ

モリストSPは、“超多才”なテンション系表ソフトラバーとして、各所で評価を受けているラバーです。有名選手も実際に使用していることも、おすすめできるラバーに選ばれる理由の一つといえそうです。

その他の表ソフトラバーはこちら

文・ラリーズ編集部

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