卓球用具紹介 卓球・表ソフトラバーおすすめ9選 メーカー別一覧
2020.07.21
文:ラリーズ編集部
現在の卓球界は裏ソフトラバーが主流ですが、異質ラバーというのもあります。その中でも今回は表ソフトラバーを紹介します。何種類もある表ソフトラバーの中からどれを選択すればよいか悩んでいる方に向け、おすすめの表ソフトラバーをご紹介します。ラバーの特徴や主な使用選手についてまとめています。
このページの目次
アタック8(armstrong)
ラバーの特徴
armstorngから発売されている日本製の表ソフトラバーです。粒は縦目に配列されています。アタック8 M粒、アタック8 L粒、アタック8 EEXといったシリーズがあります。福原愛さんが使用していたラバーでもあります。このラバーの大きな特徴は粒の高さにあります。通常の表ソフトラバーは粒の高さが1.0mmですがアタック8は1.2mmと通常の表ソフトラバーよりも粒が高くなっています。実際に使用しているユーザーからは「使いこなすことが出来れば、ものすごいボールが出る」といった感想があげられています。
インパーシャルXS(バタフライ)
ラバーの特徴
バタフライから発売されている日本製表ソフトラバーです。粒が横目に配列されており、メーカーHPには共にスポンジ硬度30と記載されています。XS=Extra Spinと説明されている通り、表ソフトラバーの中でも回転に特化しています。実際に使用しているユーザーからは、「裏ソフトラバーに近い感覚で回転をかけることができる」、「クセの少なく使いやすい」といった感想があげられています。また、同じインパーシャルシリーズに粒が縦目に配列されているインパーシャルXBも販売されています。
ヴェガSPO(XION)
ラバーの特徴
XIONから発売されているドイツ製表ソフトラバーです。粒は縦目に配列されており、メーカーHPにはスポンジ硬度42.5±3(ドイツ基準)と記載されています。やや大きめの粒形状をしているそうです。実際に使用しているユーザーからは「スピードが出るが、安定感もある」、「回転よりもスピードに特化」といった感想があげられています。
シンメトリー(STIGA)
ラバーの特徴
STIGAから発売されている日本製表ソフトラバーです。粒は縦目に配列されており、メーカーHPにはスポンジ硬度39±3と記載されています。表ソフトの中でも回転重視となっているようです。実際に使用したユーザーからは、「表ラバーにしては球持ちが良い」、「ジャストミート出来たときは一撃で打ち抜ける速さがある」といった感想があげられています。
スペクトル(TSP)
ラバーの特徴
TSPから発売されている日本製表ソフトラバーです。瀬山咲希選手(中央大学)や村松雄斗選手(東京アート)らが使用しており、戦型問わずに多くの選手に愛用されています。また、世界タイトルを10回も獲得している実績十分のラバーとなっています。実際に使用したユーザーからは「ナックルを出しやすいラバー」、「打ち方によって裏ソフトや粒高のように扱える」といった感想があげられています。
ブースター SA(MIZUNO)
ラバーの特徴
MIZUNOから発売されているドイツ製表ソフトラバーです。粒は横目に配列されており、メーカーHPにはスポンジ硬度40と記載されています。MIZUNOというとQ5の裏ソフトラバーが有名ですが、表ソフトのブースターシリーズも名作揃いとなっています。実際に使用しているユーザーからは「スピードも回転にも優れている」、「裏ソフトに近い感覚」といった感想があげられています。
モリストSP(Nittaku)
ラバーの特徴
ニッタクから発売されているドイツ製表ソフトラバーです。女子日本代表の伊藤美誠選手(スターツ)が使用していることで有名な表ソフトラバーです。メーカーHPでは“超多彩な表ソフト!直線弾道でシャープ球質のスピードボールと、自然な変化が生み出すナックルや止まるブロックのコントラストが美しく強いラリーを生み出します。”と紹介されています。実際に使用しているユーザーからは、「ドライブよりも弾きやスマッシュに向いている」といった感想があげられています。
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ラクザPO(YASAKA)
ラバーの特徴
YASAKAから発売されているドイツ製表ソフトラバーです。粒は横目に配列されており、メーカーHPにはスポンジ硬度40~45°と記載されています。2019年世界卓球選手権男子シングルスで準優勝したマティアス・ファルク選手(スウェーデン)がフォア面に使用しています。実際に使用したユーザーからは、「食い込みが良く、回転がかけやすい」、「カットにも使用できる」といった感想があげられています。
VO>102(VICTAS)
ラバーの特徴
VICTASから発売されているドイツ製表ソフトラバーです。粒は横目に配列されており、メーカーHPにはスポンジ硬度37.5±3(ドイツ基準)と記載されています。前田美優選手(日本生命レッドエルフ)、木原美悠選手(JOCエリートアカデミー)といったTリーグでも活躍している日本のトップ選手が使用しています。木原美悠選手はVO>102について「私がこの『VO>102』を選んだ理由は『スピード』です。下回転に対してドライブをした時も他の表ソフトに比べて回転がしっかりかかってくれるのでその点も良いポイントだと思います」といった感想を述べています。VICTASから発売されているVOシリーズとして他にVO>101 、VO>103があります。