卓球用具紹介 [PR] 【卓球】モリストDFの性能を徹底レビュー ニッタクが誇るカット用ラバーの王道
2023.05.02
「ファスターク」シリーズ、「キョウヒョウ」シリーズと様々なタイプの裏ソフトラバーを展開しているNittakuで、長年愛されているラバーがあります。それが、『モリストDF』です。
今回は、『モリストDF』を徹底分析し、Nittakuのテンション系で最も柔らかいラバーの性能はどのようなものか、どのような選手に適しているのかを見ていきましょう。
このページの目次
『モリストDF』とは?
『モリストDF』は、Nittakuから発売されているカットマン用のテンションラバーです。Nittakuではこの『モリストDF』をはじめ、表ソフトの『モリストSP』、『モリストSP AX』など計5種類の「モリスト」シリーズが展開されています。
「モリスト」シリーズ唯一の裏ソフトラバーにして、カットマン用に適した性能を持つ個性的なラバー『モリストDF』について、基本的な特徴から見ていきましょう。
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『モリストDF』の硬度
『モリストDF』の硬度はドイツ基準で40度となっています。Nittakuの他のラバーでいえば、『フライアット ソフト』や『ハモンド』と同じで裏ソフトラバーの中ではかなり柔らかい部類に入ります。
Nittakuの展開している裏ソフトラバーのカテゴリー「テンション系」の中では最も柔らかいラバーとなっています。柔らかさから繰り出される『モリストDF』の特徴について詳しく見ていきましょう。
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『モリストDF』の特徴
柔らかさで相手の球威を包み込む
『モリストDF』の最大の特徴は、その柔らかさから感じるカットの安定感です。カットマンが裏ソフトに求める性能は、カットの切れ味や変化のつけ具合はもちろんの事、安定して返球可能であることです。硬いラバーであればあるほど、切れ味や変化の激しさはつくものの、カットの安定感に欠けることが多いです。
『モリストDF』は逆に柔らかくすることで、カットを安定して繰り出すことができるようになります。また柔らかさのために回転がかけやすくなっていて、切れ味も鋭くなっています。
攻撃時にはしっかり弾む
カットが抑えやすいラバーは弾みが控えめな粘着性ラバー等が多いですが、『モリストDF』は40度と柔らかく弾みもあります。そのため、ドライブやスマッシュは柔らかいスポンジによってスピードのあるボールが出せるようになっています。
回転もシートがスピン系であるため、しっかりと回転をかけたドライブも打つことが可能となっています。
コントロール性能を重視
柔らかいラバーの特徴として、相手コートに収まるボールが出せるかどうかというコントロール性能の高さがあります。すぐにスポンジに食い込むため力を入れずとも球威のあるボールを出すことができるのも持ち味の一つです。
『モリストDF』も例外ではなく、カットやツッツキをはじめ、ドライブやカウンターといったあらゆる技術の安定感があります。
『モリストDF』に向いているプレーヤー
ではどのような選手に『モリストDF』が適しているのかを見ていきましょう。
攻守のバランスを重視したカットマン
『モリストDF』はカットとドライブの安定感に優れたラバーであるため、基本はカットをしながらも隙をついてドライブやスマッシュを狙うバランス型のカットマンに適しています。
また、多くのカットマンがステップアップ用のラバーとして『モリストDF』を推奨しています。技術力が上がるにつれ、自分でカットの変化をつけることができるようになりますが、『モリストDF』を使用することで変化が容易につけられるようになり、感覚を掴むこともできます。
ペンホルダーの裏面打法に挑戦する選手
カットマン用ラバーとして有名な『モリストDF』ですが、実はペンホルダーの両面ドライブ型にも重宝されています。ペンホルダーで新しく裏面打法に挑戦する選手は、まずコントロールを重視した比較的柔らかいラバーを使用することで上達が見込めます。
『モリストDF』のスピン性能とコントロール性能は、裏面打法の感覚を養う際に適しています。
バックハンドが苦手な選手
『モリストDF』はツッツキやブロックが安定して威力を出しやすいラバーです。そのため、ツッツキやブロックの場面が多いバックハンドでのラバーで迷っているのであれば『モリストDF』をお勧めします。
また、スマッシュやツッツキ、前陣でのカウンター等を戦術に取り込むことが多いレディースの選手やホープス以下の選手はフォア面バック面を問わず使いこなすことができるラバーであると言えます。
まとめ:『モリストDF』で勝てる卓球を実現しよう
純なテンションラバーとしてカットマンを中心に今もなお愛されている『モリストDF』を一度手にして、カット・ツッツキのやりやすさを感じて試合の主導権を握ってみませんか。