文:ラリーズ編集部
卓球人のこだわりグッズを紹介する「俺の卓球ギア」。
第107回となる今回は、斎藤怜吏(函館大学付属有斗高→札幌大学)の卓球ギアを紹介する。
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斎藤怜吏の卓球ギア
写真:斎藤怜吏の卓球ギア/提供:本人
戦型
右シェーク裏裏ドライブ型
ラケット
カルテットAFC(FL・VICTAS)
ラバー
フォア:V>22 Double Extra(MAX・VICTAS)
バック:V>20 Double Extra(MAX・VICTAS)
こだわりの愛用品
先輩にもらったラケット
※ギアは2022年12月時点のもの
逆転勝ちでインハイ出場
児童館で友達と卓球をしたことがきっかけとなり、斎藤の卓球人生が始まった。
しかし中学では卓球をやっておらず、「本当はバスケ部に入ろうとしていました」と語る斎藤だが、周りの友達に誘われて卓球部に入ったという。結果的にこの選択が自身の卓球人生のターニングポイントとなった。
写真:斎藤怜吏(札幌大学)/撮影:ラリーズ編集部
函館大学付属有斗高に進学し、腕を磨いた斎藤。高校での卓球生活の思い出として、高校2年生のインターハイ予選を挙げた。「男子シングルス全国代表決定戦の時に、札幌大学の先輩である姉崎友樹さんにゲームカウント1-2から逆転し、代表権を取った事が思い出に残っています」
写真:斎藤怜吏(札幌大学)/撮影:ラリーズ編集部
高校で力を付けた斎藤は、札幌大学に進学。現在は単複2点起用のエース兼キャプテンとしてもチームを支える。
札幌大学の藤倉監督は斎藤について、「感謝の気持ちを持ち、他人のために努力できる選手です。自立した考えを持ち、それを臆せずに他者に伝えることができる今どき数少ない学生で、キャプテンとしても、精神的支柱としても欠かせない存在です」と評価する。
写真:藤倉健太監督(札幌大学)/撮影:ラリーズ編集部
先輩から受け継いだラケット
用具に関して齋藤は、「特にこだわりはないです。ラバーは厚ければ厚いほど強くなれると友達に言われました(笑)。強いて言うのであれば、ラバーを貼るときの接着剤は薄塗りの方が調子がいいです」と、接着剤の塗り方についてのこだわりを語ってくれた。
またラケットについては、先輩から貰った物を使い続けているという。「高校2年の時に先輩が使っていたラケットを試打した際、これしかないという感覚になり、先輩からラケットとラバーをそのまま貰いました」。
写真:斎藤怜吏(札幌大学)/撮影:ラリーズ編集部
「来年は4年生になり、卓球を本格的にやるのは最後かもしれないので、十分に楽しんで卓球をしたいです」と今後について語ってくれた斎藤。札幌大学の藤倉監督も「2023年は大学生活最後の年である彼のためにも、チームとしても歴史を変える年にしたいです」と意気込む。
学生卓球最後の年に、札幌大学卓球部の新たな歴史を刻むことができるか。斎藤の活躍から目が離せない。
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