【卓球】エボリューションMX-Dの性能を徹底レビュー　回転とパワーを兼ね備えたハイブリッドラバー

卓球用具紹介 [PR] 【卓球】エボリューションMX-Dの性能を徹底レビュー　回転とパワーを兼ね備えたハイブリッドラバー

2021.03.01

威力で押すことができる『エボリューションMX-P』や回転に特化した『エボリューションMX-S』など、様々なタイプのラバーが存在するのがTIBHARの裏ソフト「エボリューション」シリーズです。そして、このシリーズから新しく発売されるのが『エボリューションMX-D』です。

今回は、『エボリューションMX-D』を徹底的に分析し、他のシリーズと比べてどのような特徴があるのか、どのようなプレースタイルの選手に適しているかを紹介していきます。

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『エボリューションMX-D』とは？

『エボリューションMX-D』は、2021年春にTIBHARから発売されたスピン系テンションラバーです。硬度は「エボリューション」シリーズで最も硬い51度で、スポンジの厚さは1.9mmと2.1mmの2種類のみです。

「エボリューション」シリーズは、スポンジの硬いものから「MX」、「EL」、「FX」と大きく3段階に分けられます。また、それぞれの硬度にパワー重視の「P」、回転重視の「S」の2種類が存在し、計6シリーズが展開されています。

『エボリューションMX-D』は硬い分類の「MX」の中でもさらに硬く、性能の最大値もシリーズ最高です。では、具体的にどのような特徴があるのか見ていきましょう。

「エボリューション」シリーズの最新作、『エボリューションMX-D』には次のような特徴があります。

『エボリューションMX-D』は、『エボリューションMX-P』の威力と安定感に『エボリューションMX-S』の回転を加えた、シリーズ最強ラバーです。『エボリューションMX-P』で出すことができる威力の高さに『エボリューションMX-S』の回転が加わることでこれまでにない威力のボールを打つことができます。

また、「エボリューション」シリーズの特徴である、滑りにくいトップシートによって安定感は健在です。

一般的に硬いスポンジを使用するラバーは、強打時のインパクトの強さでスポンジに食い込ませ、スピードや飛距離を出すことができますが、『エボリューションMX-D』も同じように硬いスポンジを活かした攻撃を可能とします。

特に上回転のボールに対して十分な体勢で打つと、しっかりとスポンジに食い込み相手コートの深いところまでボールが飛んでいき、ラリーにおいて主導権を握れるようになります。

性能の高さが注目されている『エボリューションMX-D』ですが、以下のような選手に適しています。

普段『エボリューションMX-P』を使用していて、より回転を求める選手に『エボリューションMX-D』は適しています。逆に、『エボリューションMX-S』を使用していて、前中陣での威力と安定感を求める選手は『エボリューションMX-D』で満たすことができます。

『エボリューションMX-D』は、スポンジ硬度が51度とスピン系テンションラバーの中でも硬い部類に入ります。そのため、十分なインパクトと振る力がある選手でなければ性能を最大限引き出すことが難しいです。

言い換えれば硬いラバーを好んで使用する選手にとっては、『エボリューションMX-D』は高評価を得やすいラバーであると言えます。

粘着ラバーは、ドライブ時の安定感と上回転に対するラリーでは威力あるボールを放つことができますが、スピードや飛距離に関してはテンションラバーに劣る部分があります。

『エボリューションMX-D』は、スリップしにくいシートと硬いスポンジで粘着ラバーのような打球感を持ちつつ、テンションラバーのようなスピードのあるボール、中陣より後ろからでもラリーで戦えるボールを打つことができます。

いかがでしたでしょうか。「エボリューション」シリーズの中で最も硬く、最も性能値が高いラバーということで、「エボリューション」ユーザーのみならず、スピン系テンションラバー使用者、粘着ラバー使用者から高評価を得やすいラバーです。この機会に一度手にしてみてはいかがですか。