【今日の1試合】「破壊力の伊丹」の強烈なバックドライブに注目|卓球動画


監修:板垣孝司(TSVクニックスホーフェン ヘッドコーチ、シェークハンズGM

見どころ

格上の森薗選手に対し伊丹選手がどのように立ち向かっていくか。

特に自慢のバックドライブを思い切ってクロスに振り抜きたい伊丹選手。森薗選手は「思い切って」技術を出してくる伊丹選手にどう立ちふさがるかが試合のポイントです。

両選手の特徴

森薗選手は、チキータレシーブからの高速バックハンドでラリーの主導権を取り、フォアハンドでトドメを刺す卓球スタイル。特にフォアハンドでの連打は打球点が早く、一度ボールを捕まえたら得点するまで打ち切れる高速フットワークは、森薗スタイルを支える大きな武器です。

伊丹選手は全日本ジュニア3位の実績を持つ元野田学園の主力選手です。「野田の卓球」を引き継いだ豪快に振り抜くバックドライブは威力十分です。近年、フォアハンドの安定性と台上技術も飛躍的に向上しています。「破壊力の伊丹選手」です。

勝負を分けたこの1本

※ページトップと同一の試合動画について、再生開始箇所を調整してお送りします。


ゲームカウント1対1で迎えた第3ゲーム森薗選手8対4のポイントです。

私の経験則ですが、11本ゲームになった現代卓球では、この「4本差」の得点差が最も心理状態が揺らぐと感じます。

ゲームカウント1対1ながら気持ちを引き締めて第3ゲームのリードを保った森薗選手ですが、この場面での「サーブ3球目」に執念があったかどうかがポイントです。結果的に得点も失点もありえますが、もし、「安易な一点」だったとしたら急に五分の展開になります。次の一点を守って失点してしまうと2点差のリードはほぼなくなります。

4本差リードからの逆転負けは精神的に追い込まれます。逆に4本リードされてからの逆転勝ちは勢いがつきます。この場面で安易な一点だったのであればタイムアウトをとってでもリードを守れば結果は変わっていたと感じます。結果的に8対4から8対11でゲームを落としてしまいます。

過去のインターハイ優勝者でも「4本差からの逆転勝ち」で勢いに乗ってそのままタイトルを取ったこともあります。卓球は一瞬たりとも気が抜けない過酷な競技です。

板垣’S EYE

逆転勝ちをした伊丹選手の果敢な両ハンド攻撃は素晴らしいの一言に尽きます。本来なら森薗選手のフットワークを恐れ安全にプレーしてしまうところを、逆に「振り切って」試合を進めていました。お見事です。

敗れたとは言え森薗選手は「ほんの一瞬」の出来事で、ほぼ手中に入れていた勝利を逃した感がありますが、二度と同じ失敗を繰り返さないからこそ、ユニバーシアード2連覇という快挙を成し遂げたのだと思います。この快挙もお見事です。

試合情報

大会名:平成29年度春季 関東学生卓球リーグ戦
選手名:森薗 政崇(明治大) 対 伊丹雄飛(中央大)
大会種別:団体、シングルス、国内、大学
試合結果:森薗2-3伊丹
フルバージョン動画はコチラ

映像提供:LaboLive

監修協力:Shakehands

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