【今日の1試合】名カットマン島村のフォアスマッシュの決定率の高さに注目|卓球動画


監修:板垣孝司(TSVクニックスホーフェン ヘッドコーチ、シェークハンズGM

見どころ

変化ツッツキからのスマッシュの島村選手対粘る石井選手の試合は、徐々に石井選手が変化に対応し始め、ゲーム中盤からは手に汗握るハイレベルな攻守のラリーが続きます。

両選手の特徴

私と同い年の島村選手は高校時代・日本一の白鵬女子高校の主力として活躍した名選手です。変化ツッツキでチャンスを作り、フォアのスマッシュで得点を取る高い基本技術は今も変わらず殆ど凡ミスがありません。高い姿勢でリラックスした基本姿勢をとり無駄なく動く洞察力はカットマンと言え独特のテンポを持っています。

バックの表ソフトでミスなくつなぎフォアハンドで仕留める石井選手は、「徐々にボールの変化に対応出来る」能力のある選手です。

勝負を分けたこの1本

※ページトップと同一の試合動画について、再生開始箇所を調整してお送りします。

島村選手が第2ゲーム11対10でリードの場面で出したサーブ。

今まで一度も使っていなかったフォアハンドサーブを、この場面で出し、見事に3球目のスマッシュに結びつけたポイントです。島村選手の勝負勘は見事です。

板垣’S EYE

第1ゲームは島村選手の変化ツッツキに対応できず、また攻撃するボールも絞りきれていなかった石井選手ですが、第2ゲームからは見事に対応していきます。「自分はどのボールなら自信を持って打つことができるのか」を試合中に修正していくことは簡単ではありません。第3ゲームも変化に慣れてきている中での試合展開でしたので、1ゲームでも取れていれば試合は接戦になったと思います。

島村選手は自分の特徴をよく知り、カットマンながら粘り切るのではなく「どこにどのボールを送ったら攻撃に結びつけることができるのか」を熟知した試合運びをしています。流石の一言に尽きます。

試合情報

大会名:第69回 東京卓球選手権大会 女子フォーティ 決勝
選手名:島村美恵vs石井佳子
大会種別:個人戦、シングルス、国内、年代別
試合結果:島村3-0石井
フルバージョン動画はコチラ

映像提供:LaboLive

監修協力:Shakehands

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