文:ラリーズ編集部
日本卓球協会は8日、全日本卓球選手権を予定通り開催することをホームページ上で発表した。
全日本は予定通り開催へ
日本卓球協会は、新型コロナウイルス感染拡大により、1都3県に緊急事態宣言が発令されたことを受けて協議し、11日より17日で大阪府にて予定通り全日本を開催することを決めた。
日本卓球協会は、「天皇杯・皇后杯全日本卓球選手権大会は、感染症対策を徹底した上で、実施することといたしました。選手・帯同者のみなさんは、三密、換気、手指消毒を励行し、感染対策を十分に行った上で、『選手・帯同者向け情報』をお読みいただき、ご参加いただきますようお願い申し上げます」とホームページ上に掲載。かねてより無観客での開催や、ダブルスの中止など新型コロナウイルス感染対策を講じてきたが、改めての注意喚起を行った。
協和キリンは棄権
ただ、一方で新型コロナウイルス感染拡大の状況を受け、棄権を決めた選手やチームも出始めている。
写真:岡田崚(岡谷市役所)/撮影:ラリーズ編集部
男子シングルスでは、スーパーシード唯一の公務員選手である岡田崚(岡谷市役所)が、自身のSNSで持病の喘息も考慮し、棄権することを6日に発表した。また、8日には松平賢二や平野友樹が所属する実業団の強豪・協和キリンがチームとして出場を取りやめることが明らかとなった。
〜全日本選手権について〜#協和キリン pic.twitter.com/P6YLBqP32M
— 協和キリン卓球部 (@KyowaKirin_TT) January 8, 2021