「卓球ウエアをファッショナブルに」岡山リベッツを支えるボブソンの狙い【卓球・Tリーグ】 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

連載 「卓球ウエアをファッショナブルに」岡山リベッツを支えるボブソンの狙い【卓球・Tリーグ】

2018.06.23

「おっ」と小さな驚きを覚えた。Tリーグ参戦予定の岡山リベッツがチーム創設にあたり、岡山県庁を訪れたときのことだ。選手やチームメンバーが卓球ウエアやスーツではなく、独特の服装をしていたからだ。よく見ると、デニム素材のパーカーだ。提供したのは岡山リベッツのスポンサーのボブソン。アパレルメーカーの老舗だ。さすが岡山、と驚かされた。

デニムの聖地、岡山で国産デニムを手がけるボブソンを率いるのが尾崎博志氏だ。尾崎氏は日本の卓球、そして岡山リベッツに対し、何を思うのか。

戦型はペンドライブだという尾崎氏、中高大と卓球に励んでいたが、最も印象的なのはニューヨーク滞在時のチャイナタウンでの卓球だった。「中国人の友達と一緒に打ったのが印象的ですね。みんな簡単に仲良くなれちゃうのが魅力の一つ」と微笑む。

プレーヤーとして卓球を愛していたが、経営者としてチームを持つことに関しては慎重だった。「卓球熱が盛り上がっているのは感じていたけど、やるからにはプロとして飯を食える環境を作らないと。そのためには、卓球ビジネス全体が、循環し、拡大していく必要がある」と感じていた。そこでようやく訪れたTリーグ開幕の知らせ。尾崎氏はすぐに銀行に連絡した。「そこでちょうど球団社長を務める羽場(誠)さんが岡山にチームを立ち上げようとしている話を聞きました。一緒にやる絶好のチャンスだなって」と経緯を語る。

ファッショナブルなウエアで海外市場を狙う


話は冒頭で登場したボブソン謹製の選手のパーカーだ。「卓球ウエアってもうちょっとファッショナブルになってもいい」と語る。そこでアパレルでノウハウを積み重ねてきたボブソンの出番だ。「今後は改良と改善をしてアスリートが着やすい、試合の直前まで使えるようなものにしていきますよ」と意欲を見せる。

チームのスポンサーという立場からTリーグをどう見るのか。「日本が世界最高クラスの卓球リーグになれば世界から注目が集まる。そこでボブソンのデニムウエアをみて中国などの大きな市場から注目を集めたい」と狙いを語る。現在は海外売上比率が10%程度だという同社。卓球をきっかけにどこまで伸ばすことができるか。生粋のビジネスマンである尾崎氏。ビジネスチャンスはいろいろなところに転がっているのだ。

文・写真:ラリーズ編集部

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