文:ラリーズ編集部
<2022年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部) 日時:1月24日~30日 場所:東京体育館>
24日、卓球の日本一が決まる全日本選手権が開幕する。女子ダブルスでは世界選手権準優勝ペアや国際大会優勝ペアが続々と参戦し、これまで以上にハイレベルな戦いが続くことが期待される。
女子ダブルス見どころ
スーパーシード
図:女子ダブルススーパーシード16組/作成:ラリーズ編集部
女子ダブルスの注目は第1シードの伊藤美誠(スターツ)/早田ひな(日本生命)ペアだ。
写真:早田ひな(日本生命)・伊藤美誠(スターツ)/撮影:ラリーズ編集部
全日本選手権では既に3連覇を成し遂げ、藤井寛子/若宮三紗子ペア以来の4連覇に向けて挑む。2021年の世界選手権でも準決勝で中国ペアに勝利して準優勝と、世界トップクラスの実力を誇るペアが危なげなく優勝をつかみ取るのか。
写真:石川佳純(全農)・平野美宇(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部
対抗馬となるのは石川佳純(全農)/平野美宇(日本生命)ペアだ。2019年の同選手権では5回戦で敗れているが、2020年から急成長を遂げ、2021年の東京五輪では団体のダブルスで活躍、世界選手権でも中国ペアにあと一歩まで迫る実力となっている。今大会で初優勝を飾れるか。
写真:岩越帆香/笹尾明日香(早稲田大)ペア/撮影:ラリーズ編集部
他にもスーパーシードには学生ペアが多く入っている。全日学優勝の笹尾明日香/岩越帆香(ともに早稲田大)ペアは、5回戦で木村香純/出澤杏佳(ともに専修大)ペアと全日学決勝以来の直接対決となる組み合わせとなった。学生ペアが勢いあるプレーで上位進出を果たせるか。
写真:成本綾海/宋恵佳(中国電力)ペア/撮影:ラリーズ編集部
2大会連続で決勝進出を果たしている芝田沙季(ミキハウス)/大藤沙月(四天王寺高)ペアや、国際大会優勝経験を持つ長﨑美柚(日本生命)/木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)ペア、宋恵佳/成本綾海(中国電力)ペアなど、日本リーグやTリーグで活躍するペアが出場する今大会はハイレベルな戦いが予想される。1勝が難しい中でどのペアが勝ち残り続けるか注目だ。
試合配信スケジュール
今年の全日本選手権では「卓球TV」を通して全試合がライブ配信される。また、男女ダブルス決勝、男女シングルス決勝が行われる29日と30日にはNHKにてテレビ放送、インターネット配信でも「卓球TV」に加えてスポーツナビでもライブ配信が行われる。
テレビ放送
1月29日(土)NHK BS1
1月30日(日)NHK 総合
インターネット配信
1月24日(月)~30日(日) 卓球TV
1月29日(土)、30日(日) スポーツナビ(ライブ配信)