遠かったあと2点「最後の最後に全日本来れてよかった」札幌大のエースペア斎藤怜吏/平岡稜真＜全日本卓球2024＞

写真：斎藤怜吏/平岡稜真（札幌大）/撮影：ラリーズ編集部

大会報道遠かったあと2点「最後の最後に全日本来れてよかった」札幌大のエースペア斎藤怜吏/平岡稜真＜全日本卓球2024＞

2024.01.26

この記事を書いた人

Rallys編集長。学生卓球を愛し、主にYouTubeでの企画を担当。京都大学卓球部OB。戦型：右シェーク裏裏

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＜天皇杯・皇后杯 2024年全日本卓球選手権大会（一般・ジュニアの部）　日程：2024年1月22～28日　場所：東京体育館（東京）＞

2024年全日本卓球選手権大会の男子ダブルス1回戦に斎藤怜吏/平岡稜真（札幌大）が登場し、加藤渉（駒澤大）/大久保樹（新潟大）にゲームカウント2-3で敗れた。

斎藤が2年生、平岡が1年生の頃から結成し、4年と3年となった3年目の集大成に初の全日本予選を通過。全日本での勝利を目指し、フルゲーム9-9まで接戦を繰り広げるも、最後は斎藤のレシーブ2本が上手く決まらず、惜しくもフルゲーム9本で初戦敗退となった。

1年生からレギュラーとして札幌大を支え、何度も取材に応じてもらった4年生の斎藤は、これが最後の試合となった。試合後に今の思いを聞いた。

男子ダブルス1回戦

斎藤怜吏/平岡稜真（札幌大） 2-3 加藤渉（駒澤大）/大久保樹（新潟大）
16-14/5-11/7-11/11-9/9-11

写真：斎藤怜吏/平岡稜真（札幌大）/撮影：ラリーズ編集部

斎藤：自分が悪かったなと…。フルの9-9までは結構立て直して追いついて、そこまで行けたんですけど、最後自分がレシーブ2本ミスしてそこが…。

大学4年間、全国大会で多く試合ができたので緊張はなかったんですけど、最後自分の悪いところがでたなと思います。

平岡：大学1年生のときから3年間組ませてもらって、1年生のときは北海道で優勝ばかりできて、2年生、3年生と勝てない時期が多くありましたが、最後の最後に全日本来れてよかったです。

ダブルスで相方がいたので、そんなに緊張せずにできたのと、楽しくできてその次に勝つことができたらいいなと思っていました。

負けちゃったんですけど、全日本に来れたのはよかったです。

斎藤：自分がチャンスメイクして、平岡にそこで決めてもらってました。打ったらだいたい抜けたり点数になったりしたので頼もしいパートナーです！

平岡：自分としてはレシーブミスとか甘いレシーブとかがあったんですけど、そこを一本斎藤さんが繋いでくれるので、こっちとしても入れておけば何とかしてくれるという思いがあったのでやりやすかったです。

写真：斎藤怜吏/平岡稜真（札幌大）/撮影：ラリーズ編集部

斎藤：これまでよりも全国に行くことが増えました。全国に行ったときは今回みたいに競るんですけど、最後の1本2本が取れないことが多くありました。

全日学選抜のシングルスだったら3年間フルセットで負けたりもして、ほんとにあと少しのところで勝てなかったのが悔しいですけど、まあ総じて良かったんじゃないかなと思います。

もともと卓球は高校までもやる予定がなくて、でも高校でやってあまり成績残せなくて悔しかったので、大学で思いっきりやろうと思い、札幌大学でプレーさせてもらいました。

写真：斎藤怜吏/平岡稜真（札幌大）/撮影：ラリーズ編集部

斎藤：はい。ただ、9-9からの最後のレシーブ2本だけは悔いが残ります。

斎藤：一般企業に就職するので、卓球をやる予定は今のところないです。とりあえずは大学生でいったん終わろうと思っています。将来的にいつかはやりたくなると思うんですけど（笑）。

平岡：3年間組ませていただいたので寂しいです。自分も大学で卓球は最後なので楽しく終われたらと思っています。

写真：斎藤怜吏/平岡稜真（札幌大）/撮影：ラリーズ編集部