「卓球をやってて良かった」札幌大・前田、第1シード下し人生初の全国出場権獲得<全日学北海道予選> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:第1シードに勝利し全国出場を決めた前田鼓太朗(札幌大学)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 「卓球をやってて良かった」札幌大・前田、第1シード下し人生初の全国出場権獲得<全日学北海道予選>

2021.08.20 文:ラリーズ編集部

<第87回全日本大学総合卓球選手権大会(個人の部)北海道予選・札幌市美香保体育館 8月14~15日>

8月14、15日で第87回全日本大学総合卓球選手権大会(個人の部)北海道予選が開催され、男子シングルス代表11人、女子シングルス代表6人、男子ダブルス代表5組、女子ダブルス代表3組が決定した。

男子シングルスは川瀬仁志(北海学園大学)、女子シングルスは須藤未羽(札幌大学)、男子ダブルスが斎藤怜吏・平岡稜真(札幌大学)、女子ダブルスは奥山瑚々・中村璃子(札幌大学)がそれぞれ優勝を飾っている。


写真:斎藤怜吏・平岡稜真(札幌大学)/提供:札幌大学

また、男子シングルスでは、前田鼓太朗(札幌大学4年)が第1シードの国田広也(札幌国際大学)を下す番狂わせを演じ、自身卓球人生初の全国代表枠を獲得した。

前田鼓太朗(札幌大学)コメント


写真:勝利した瞬間の前田鼓太朗・伊藤楓真(札幌大学)/提供:札幌大学

全日学代表権獲得について

正直まだ自分が代表を獲ったという実感が湧いていないのが本心で、大会が終わった次の日も「ほんとに獲ったんだ…」みたいな感じでした。

ダブルスが1番全国出場権を獲れるチャンスが多かったので、全力を懸けていました。シングルスは第1シード(国田広也・札幌国際大)とだったので、戦う前までは「最後だけどきっと負けちゃうんだろうな…」と思ってて、当日勝てて自分にびっくりしています。

1番大きかったのはダブルスの準決勝で国田選手のペアと当たって、そこで自分が送ったボールを嫌がっていたので「チャンスはある」と信じて思い切っていきました。

卓球人生初の全国出場が決まった瞬間は

中学校から卓球を始めて今年で10年目。卓球をやってて良かったなと思えた瞬間でした。ここで浮かれて本戦何もできずに終わるのが一番最悪なので、浮かれないで本戦に向けて頑張っていこうと思ってます。

代表権を獲った瞬間はすごく嬉しくて、すぐ親に連絡しました。

親はからはどんな言葉をかけられたか

「ようやく獲りました」と伝えたら、「良かったね~」と意外と軽く終わりました(笑)

練習で意識していること

(函大有斗)高校時代も実力が一番下からのスタートだったので、どんな相手と練習しても格上の選手ばかり。とりあえずひたすら食らいつこうという気持ちが高校時代から強くて、レベルが低いと練習相手にもならないので、とにかくブロックだけはミスらないようにやってました。

そうすると強い選手のボールを受ける回数が多いので、少しずつ速いボールや回転量の多いボールも対応できるようになって上に行けました。

大学に入ってからもまた1からのスタートだと思って、同じようにコツコツ積み重ねてやってました。

札幌大・藤倉監督によると「3年後半から練習中のメンタルも向上した」とのことだった

3年の後半になって、自分たちがもうすぐ1番上の代になることや、入れ替わりで入ってくる1年生が強いということは事前から知っていたので、そこでだらけた雰囲気などを上の代が見せるのは良くないと思い、自分たちがこれから最高学年になるという自覚を持って、しっかり練習するようにしました。

入ってくる1年生には思い切ってやってほしくて、4年生が雰囲気壊すことは絶対に避けないといけない。今まで、かっこいい先輩たちの姿を見てきたので、積み上げてきたものを壊さないようにという気持ちは自分の中でありました。

コロナ禍でのモチベーション

正直、コロナの期間でモチベーションがすごい下がってしまった。でも、全国に行けるチャンスは4年生の1回しかないということを考えて、逆にコロナ禍は就活に専念して、先に就活を終わらせて卓球に専念しようと考えてました。

営業職の内定を5月頃にいただいて、そこから卓球に集中できたので、今回の結果が出たんじゃないかなと思います。

インカレでの経験

全国大会に行くこと自体、インカレが初めてでした。日大戦で出場して福原選手とやらせていただいたとき、簡単には点数が取れなくて、自分のいつもと違うプレーをして失点し、何もできず終わってしまったのが心残りになってました。

今までは正直ダブルスだけ全国に通れれば良いと思ってたんですけど、インカレでの福原選手との試合で、もう1回全国で納得いくようなプレーをしたいと思って、シングルスでも全国でプレーしたいという気持ちが芽生えました。

今後の目標

全日学では、「もっとこうすればよかった」と思うような自分らしくないプレーをしたくない。そこはインカレで学びました。なので普段しないようなことはせず、自分らしくプレーしたいなと考えています。

あとは、1度で良いのでダブルスで北海道で優勝したい。いつも同じ札幌大の斎藤・平岡ペアに負けてるので、そこに勝って優勝したい気持ちが強いです。

男子シングルス代表(11人)

川瀬仁志(北海学園大学)
斎藤怜吏(札幌大学)
秦大翔(札幌大学)
平岡稜真(札幌大学)
前田鼓太朗(札幌大学)
丸谷舜也(札幌大学)
清水祥喜(札幌国際大学)
山本佑真(札幌大学)
大谷龍二(札幌国際大学)
伊藤楓真(札幌大学)
林優大(旭川教育大学)

女子シングルス代表(6人)


写真:須藤未羽(札幌大学)/提供:札幌大学

須藤未羽(札幌大学)
山田愛里(札幌国際大学)
荻野晶(札幌大学)
中村璃子(札幌大学)
鈴木亜依(札幌大学)
杉山晴菜(札幌国際大学)

男子ダブルス代表(5組)

斎藤怜吏・平岡稜真(札幌大学)
前田鼓太朗・伊藤楓真(札幌大学)
鎌田晃徳・中野鴻(札幌国際大学)
国田広也・清水祥喜(札幌国際大学)
川瀬仁志・杉本憲治(北海学園大学)

女子ダブルス代表(3組)


写真:奥山瑚々・中村璃子(札幌大学)/提供:札幌大学

奥山瑚々・中村璃子(札幌大学)
鈴木亜依・相澤和花(札幌大学)
小野寺美羽・杉山晴菜(札幌国際大学)

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