インカレ16強の北陸大、男子単表彰台独占 単複代表20枠中15枠獲得<卓球・夏季北信越大会兼全日学予選> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:左から趙子正、金光将希、浦口健太郎、加藤遼(北陸大)/提供:北陸大学卓球部

大会報道 インカレ16強の北陸大、男子単表彰台独占 単複代表20枠中15枠獲得<卓球・夏季北信越大会兼全日学予選>

2022.09.13

文:ラリーズ編集部

<令和4年度夏季北信越学生卓球選手権大会兼第88回全日本大学総合卓球選手権大会(個人の部)北信越地区予選 日程:8/31(水)~9/2(金)場所:富山県総合体育センター>

8月31日~9月2日で、令和4年度夏季北信越学生卓球選手権大会兼第88回全日本大学総合卓球選手権大会(個人の部)北信越地区予選が行われた。

結果総括

1大学最大2チームエントリーが可能な男子団体では、今年のインカレでベスト16に入った北陸大学のA、B両チームが決勝に進み、層の厚さを見せつける結果となった。また、女子団体では金城大学が新潟大学に3-2で勝利し優勝を果たしている。


写真:北陸大学卓球部/提供:北陸大学卓球部

また男子シングルスは趙子正(北陸大)が優勝し、ベスト4を北陸大学が独占。女子シングルスは1年生の須藤菜々子(金城大)が優勝を果たした。男子ダブルスは斎藤駿・東山莉久(新潟大)、女子ダブルスは児玉茉優・森田祐以(新潟大)が1位に輝いた。


写真:趙子正(北陸大学) 写真はインカレ2022時/撮影:ラリーズ編集部

10/20(木)~23(日)に開催される「第88回全日本大学総合卓球選手権大会(個人の部)には、男子シングルス13名、男子ダブルス7組、女子シングルス9名、女子ダブルスへ4組が本戦へ出場することとなった。


写真:須藤菜々子(金城大) 写真はインカレ2022時/撮影:ラリーズ編集部

それぞれの結果と各種目の優勝者コメント、北陸大学前主将の礒野辰哉(北陸大4年)、単複通過の加藤遼(北陸大2年)コメントは以下の通り。

男子団体結果


写真:優勝した北陸大学A/提供:北信越学生卓球連盟

優勝 北陸大学A
準優勝 北陸大学B
3位 新潟大学B、金沢学院大学

男子団体優勝 北陸大学主将(亀井康平)コメント

春季大会に続けて団体を優勝することができてよかった。次の秋季大会では、今回果たせなかった全種目制覇を達成できるよう頑張っていきたい。

女子団体結果


写真:優勝した金城大学/提供:北信越学生卓球連盟

優勝 金城大学
準優勝 新潟大学
3位 富山大学

※女子は出場チーム4チームのため3チームのみ入賞扱い

女子団体優勝 金城大学主将・北川加純コメント

なかなか勝てず苦しい思いもしたが、今大会で優勝の座を取り返せたことがとても嬉しかった。日々の練習は体力的に厳しいものもあったが、みんなで諦めずに頑張れたことが今回の結果につながったと思う。

男子シングルス全日学予選通過者

※夏季大会優勝は趙子正(北陸大学)だが外国人留学生選手は規定により全日学に出場不可
※順位は全日学予選通過者の北信越学連内順位

1位 金光将希(北陸大)
2位 加藤遼(北陸大)
3位 浦口健太郎(北陸大)
4位 小田尚斗(北陸大)
5位 永目脩真(新潟大)
6位 鈴川瞬(北陸大)
7位 信田旺介(北陸大)
8位 松山航大(北陸大)
9位 柴田俊輝(北陸大)
10位 礒野辰哉(北陸大)
11位 春日山達哉(新潟大)
12位 高橋碧斗(新潟医療福祉大)
13位 吉田智也(北陸大)

夏季大会男子シングルス優勝 趙子正(北陸大学)コメント


写真:趙子正(北陸大学)/提供:北信越学生卓球連盟

優勝することができたのは素直に嬉しかった。ただ、今回優勝して終わりではないため、今後の大会でも勝てるよう頑張っていきたい。

全日学予選男子シングルス通過 礒野辰哉(北陸大)コメント


写真:礒野辰哉(北陸大・写真右)/提供:北陸大学卓球部

4年生の春大会は教育実習で出られず、今大会がノーシードで厳しい戦いになることはわかっていた。そこは言い訳にはせず、4年生として最後の全日学に行こうとは思っていた。ベスト8には入れなかったが決定戦を通過できたので良かった。

父と兄が警察官で、小さい頃から警察官になりたいと思っていて、地元の香川県警に内定をいただき、卒業後は警察官になる予定なので、本格的な卓球生活も終わりが近づいている。

本戦では「勝ちたい」と目標を言えるとものすごくかっこいいと思うが、まずこれまで卓球を続けてこれたことに感謝して、周りの人に恩返しできるようなプレーをしたい。フォア主戦のペンドラとしてやってきた良さを出しながら、好きで続けてきた卓球を楽しみながらプレーしたい。


写真:豪快なフォアハンドを放つ礒野辰哉(北陸大・写真右)/提供:北陸大学卓球部

北陸大学では3年生のときに主将を務め、「練習量も含めてやれることはきっちりやろう」というのを4年生含めて伝え続けたらチームも変わることができた。しっかり言葉にして伝えると年齢関係なく伝わるんだなということを学べたので、そういうところも糧にして社会人生活を送っていきたい。


写真:団体戦を戦う礒野辰哉(北陸大・写真中央)/提供:北陸大学卓球部

北陸大学卓球部は、大学では珍しくスポンサーがついている中でやらせてもらえる。逆にその分勝たないといけないプレッシャーを感じてしまうかもしれない。もちろん勝つことも必要だが、「感謝すべき人に感謝する」ということは忘れずに、後輩たちには今後プレーしていってもらいたい。

男子ダブルス全日学予選通過ペア


写真:斎藤駿・東山莉久(新潟大)/提供:北信越学生卓球連盟

1位 斎藤駿・東山莉久(新潟大)
2位 加藤遼・金光将希(北陸大)
3位 春日山達哉・吉田彪馬(新潟大)
4位 松山航大・阿彦拓夢(北陸大)
5位 浦口健太郎・信田旺介(北陸大)
6位 鈴川瞬・柴田俊輝(北陸大)
7位 小田尚斗・芝田惇平(北陸大)

男子ダブルス優勝 斎藤駿/東山莉久(新潟大学)コメント

斎藤駿:今大会は直前まで自宅待機だったため、練習時間が非常に限られていたが、できることを探して練習に取り組めたことが良かった。

東山莉久:高校生の時はカットマンと組んだことが無く、戦術などを合わせることが難しかった。

男子ダブルス2位 加藤遼(北陸大)コメント

シングルスは、ダブルスの相方の金光と試合して準決勝敗退だったが、北陸大学でベスト4独占することができて嬉しかった。

ダブルスは今までの試合と比較すると、話し合いながら上手く戦えた試合だった。次からは北信越で自分が優勝したい。


写真:加藤遼・金光将希(北陸大)/提供:北陸大学卓球部

7月のインカレでは全国ベスト16に入れて、自信になった。福岡大戦では慶誠高校の後輩に勝っても負けてもおかしくない試合を勝利でき、また、筑波大戦では負けてしまったが、過去に0-3で敗れていた格上の田原翔太選手にフルゲームまで競れたことは自信になった。

インカレでは良い部分が多くあったなと感じている。

全日学本戦では、シングルス・ダブルスともにベスト16、8という上位を目指してやっていきたい。特にダブルスは、今回の予選はしっかり話し合いながら戦えたので、大会前からもダブルス練習をやり込んで、本戦でも話し合いながら上位を目指していきたい。


写真:加藤遼・金光将希(北陸大)/提供:北陸大学卓球部

女子シングルス全日学予選通過者


写真:須藤菜々子(金城大学)/提供:北信越学生卓球連盟

1位 須藤菜々子(金城大)
2位 北川加純(金城大)
3位 児玉茉優(新潟大)
4位 加藤七菜(新潟大)
5位 渡会彩江(金城大)
6位 郡山七海(新潟大)
7位 福岡佑菜(金城大)
8位 伊藤莉愛(金城大)
無条件出場 小林光優(金城大)※2021年度全日本学生選抜卓球選手権大会ベスト16入りのため

女子シングルス優勝 須藤菜々子(金城大学)コメント

自分の気持ちをコントロールし抑えること一番意識しプレーした。その上で技術面を意識するようにしたことで、気持ちに余裕を持ちながらプレーすることができた。

女子ダブルス全日学予選通過ペア


写真:児玉茉優/森田祐以(新潟大)/提供:北信越学生卓球連盟

1位 児玉茉優/森田祐以(新潟大)
2位 小林光優/福岡佑菜(金城大)
3位 板花美和/奥村未来(新潟大)
4位 加藤葵/渡会彩江(金城大)

女子ダブルス優勝 児玉茉優/森田祐以(新潟大学)コメント

児玉茉優:最後まで声を掛け合いながら、強気でプレーすることができた。

森田祐以:最後まで明るくプレーすることを心掛けたことが、今大会の勝利に繋がったと思う。

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